1/48 震電(7)完成

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

震電 完成です

艶消しクリアー(MATT)に半艶クリアー(SATIN)を同量加えて、完全艶消しでもなく半艶でもない中間の光沢としました

1/72 震電改 製作(6)

1/72 ハセガワ 九州飛行機 J7W2 局地戦闘機 震電改

敵味方識別帯を塗装します

日の丸以外のデカールを貼ります
1947年の第352海軍航空隊所属機という架空の設定、雷電の青木中尉搭乗機のような稲妻が機首に描かれています
機番は「352-90」側翼の外側、オスナ/フムナの文字だけを主翼に貼ります

やはり、1/72では0.4mm幅のマスキングテープではちょっと太かったようです
もう少し細くしたかったのですが
光沢クリアーでコートし、スミ入れとウェザリングを行います

今回のウェザリングは、
エナメル塗料で墨入れと拭き取り、主翼上面のみ油彩で汚し、水性WASHのライトグレーとグリーンで軽くウォッシング、となっています

全体的にもう少し明るめに仕上げたほうが良かったかもしれません
1/48震電と同じオリーブグリーンを使ったため、スケールの小さい分暗く見えてしまいます

下面は拭き取り時にわざと部分的に残して、拭き取りムラになるようにしています

残っている脚まわりのパーツです

主脚の取り付けは、片方ずつ角度を決めていきます

(続く)

1/48 震電 製作(6)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

主翼前緑の敵味方識別帯を塗ります
予め黄色で塗装してマスキングしておけば良かったのかもしれませんが、何となく後回しにしていました
マスキングして、下地にホワイトサフを塗ってから黄色(タミヤアクリル XF-3 フラットイエロー)で塗装します

黄色は意外に隠ぺい力が弱いので、下地処理を省略して直接エアブラシで塗ろうとすると、6回~8回くらい薄く塗り重ねることになります
白または薄いグレーの下地があれば3回程度で済むので、面倒でも下地処理は欠かせません

残っていたデカール(オスナ/フムナの文字だけ、右側面エアーインテーク前の警戒線)を貼り、光沢クリアーでコートします

下面にも同様に、

ウェザリングです
凸モールドなのでスミ入れはダークブラウンで動翼部分中心に、陰影を付けるような感じで影になる部分に拭き残し、その後薄いライトグレーとグリーンでウォッシングしています
エナメルのスミ入れ塗料を拭き取った後にファレホの水性WASHをかけているので、若干弾いてしまって表面が荒れています

下面はダークグレーで墨入れとウォッシング、こちらも完全に拭き取らず、汚れた感じを出しています

車輪、カバー類を取付け、高強度の瞬間接着剤で固定、補強しておきます
脚カバーと車輪ホイールのシルバーの部分には、AKインタラクティブの WASH Landing Gear で軽くウォッシングしています

この角度から見ると、小汚い感じですが、最後にクリアーをかけると丁度いい感じになるはずです

脚の取り付け角度は、図面を見ながら合わせ、固定します
オレオの部分には、久しぶりメタルックを貼ってみました

プロペラは、VICカラーのCA048 茶色(プロペラ)を使いました
進行方向前面に黄色の警戒線、裏側には先端を黄色で塗ります

補強しておいたアンテナ支柱と機首の機銃も取付け、これで全てのパーツの取付が終了、クリアーでコートして完成となります

(続く)

1/72 震電改 製作(5)

1/72 ハセガワ 九州飛行機 J7W2 局地戦闘機 震電改

やはり1/48震電と同じ0.4mmのマスキングテープは少々太かったようです

下面との塗り分けはそれほど酷くないので、多少のリタッチで済むようです

機体の塗装はこれで一先ず終わり、残っているデカールを貼ります

(続く)

1/48 震電 製作(5)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

上面は、ファレホの 71.007 オリーブグリーンです
パネルラインを残すよう、グラデーション塗装です

赤いラインが結構目立ちます

下面との塗り分けは、波線になるようマスキングしたのですが、どうもテープの圧着が足りなかったようで隙間に塗料が入り込んでいます

ちょっとこれはリタッチしないと見苦しいことになっています
ただし、震電の資料を見ると、初飛行時と米軍への引き渡し時で塗り分けが微妙に異なっているような記述があるので、実物が本当はどうなっていたのかわかりません、なのであまり気にせず想像で好きなように塗ってみることにします

こちらも波線をきれいに塗りなおしたほうが良いようです

日の丸と警戒線を塗装で仕上げたので、デカールを使用するのは、機体右側のエアーインテーク前のオレンジ色の警戒線とフムナ、オスナの文字だけとなります

(続く)

1/72 震電改 製作(4)

1/72 ハセガワ 九州飛行機 J7W2 局地戦闘機 震電改

乾燥後、日の丸部分のマスキングを剥がして、

下面全体をマスキング、

上面は、ファレホの71.007 オリーブグリーンでグラデーション塗装

パネルラインのバイオレットが透けて見える程度にオリーブグリーンを薄めに吹いていますが、結構隠蔽力が強くよく見ないと違いがわかりません(いつものことですが)

(続く)

1/48 震電 製作(4)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

震電の特徴的な機首のアンテナ支柱、意外にもほぼイモ付けなのです
これではちょっと触れただけで取れてしまうので、0.2mmの真鍮線で軸打ちし補強しておきます
同時並行で製作中の1/72震電改の支柱もついでに補強

機体の塗装前に、パネルラインプリシェイドをいつものようにバイオレットで入れます
ちょっとグロテスクな得体の知れないものになってます

下面にも同様に

まず下面の塗装から
明灰白色の指定なので、タミヤアクリルの XF-12 明灰白色を使います
褪色表現というよりも、パネルラインが透けて見える程度に陰影をつけるような感じで薄くぬっていきます

主脚格納部をシルバーで塗って、日の丸のマスキングを剥がしてみます
何とかはみ出し、回り込みも無く、珍しくきれいに塗れています

乾燥を待ってマスキング

(続く)

1/72 震電改 製作(3)

1/72 ハセガワ 九州飛行機 J7W2 局地戦闘機 震電改

1/48震電と同様、日の丸とオスナ/フムナのラインは塗装で仕上げるため、ホワイトサフをおよその位置に軽くふいておきます

レッドは、塗装後マスキングテープを貼ってしまうので、剥がした時に持っていかれないようにタミヤアクリルの XF-7 フラットレッドを使います

1/48と同様 0.4mm幅のマスキングテープを貼りましたが、1/72では少々太いかもしれません

凹モールドのスジボリに浸み込んでいかないようしっかり押さえ圧着させます

ここも1/48と同様、合わせ目が目立つので、パテ盛して削ることにします

バイオレットでパネルラインプリシェイド

グラデーション塗装終了して乾燥待ちです

(続く)

1/48 震電 製作(3)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

機体の塗装の前に、キャノピーを合わせておきます
3分割なので、仮止めして位置決め、前部と後部の固定風防を固定します

中央の可動風防は固定せず、塗装が終わった段階で取り付けることにします

マスキングしておきます

後部のエンジン部分もマスキング、
主翼のオスナ/フムナの警戒線は、デカールが準備されていますが余白部分が多くシルバリングを起こしやすいので、塗装することにします
ホワイトサフを該当箇所に大まかにかるくふいて下地とします

主翼と胴体の日の丸も、ツヤの状態を合わせるために塗装で仕上げることにします

主翼下面の日の丸の位置にもホワイトサフ

レッドは、タミヤアクリルのXF-7 フラットレッドを使います

日の丸には、デカールの日の丸に合わせてマスキングテープを丸く切り出し、警戒線には0.4mmの細いマスキングテープでマスキング

ここでエアーインテークの段差と隙間が気になり、パテで埋めて削ることにします