第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月
マスキングをはがして完成です
最後に前作の戦術迷彩と並べて
第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月
マスキングをはがして完成です
最後に前作の戦術迷彩と並べて
第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月
デカールを貼り始めたところで大きく躓いてしまいました
ハセガワの相当に古いキットのため、例によってデカールが使い物になりません
機種側面から貼り始めたのですが、やはりバラバラに砕けてしまってまともに貼ることができないのです
Liquid Decal Film をあらかじめ塗っていたにもかかわらずダメでした
更に厚塗りして膜を作った状態で貼ることも考えましたが、きれいな仕上がりになるとは思えず使用を断念しました
以前ファインモールドのRF-4EJを作った際に、パーツの請求カードが無傷で残っていたのを思い出し、デカールを再請求することにしました
約2週間後、到着したデカールを貼り終えたのがこの写真
913号機の機番だけはキットのものを騙しながらなんとか貼ることに成功、日の丸は塗装済みの上にファインモールドのデカールを貼ったため白丸の径が合わず、太くなってしまいました
資料本を参考に寸法を測って塗装したので、多分デカールのほうが若干小さめなのだと思います
日の丸は塗装のまま貼らずに済まそうかとも思いましたが、赤い丸の部分に文字が入っていて一体物のデカールなので貼らざるを得ませんでした
スタビライザーは真鍮線で軸うちしています
パネルラインがRF-4EJと微妙に違うので、貼り付け位置がずれているものが多く、そのためマークフィットやデカールのりを多用したため表面が荒れています
機体の最後尾についている「燃料タンク放出ベントマスト」気を付けていたのですがやはり取れてどこかへ飛んで行ってしまいました
プラバンを貼り合わせてそれらしく作ります
そのままではイモ付けなので、0.2mmのピアノ線で軸うちして取り付けます
形が若干違うような気もしますがとりあえずこのままで
機首のピトー管は、MASTER製 AM-72-036 1:72 F-4 PHANTOMⅡ LONG NOSE VERSIONSを使います
垂直尾翼の昇降舵センサー圧力検知プローブも取り付けます
デカール保護に光沢クリアーでコート、墨入れと軽くウォッシングを行い、残りの細かいパーツを取り付けます
主脚とカバーなどを取り付け固定、燃料タンクとパイロンも取り付けます
最後に艶消しクリアーを全体にかけて完成です
第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月
キャノピー全面をいつものクリアブルーで薄く塗っておきます
主翼下のパイロンは下面色と同様
ただし、ランチャーは不要なので切り離しておきます
マスキングの終わったキャノピーは、下地にフラットブラックを塗っておきます
スタビライザーは下地に淡青色を塗って型紙でマスキング、暗青色を重ねていきます
この段階で、キャノピーを取り付けてしまうため、シートを固定します
シートベルトは、いつものファインモールドの現用機(F-4、F-8)用
キャノピーは全体を暗青色、固定して微妙な隙間を塗料で誤魔化します
デカールがちゃんと使えれば良かったのですが、多分駄目だと思うので日の丸は塗装で仕上げることにしました
白丸の部分は黄変しているし、赤い丸は赤でなくなっているのでやむを得ません
マスキングテープを寸法を合わせて切り抜き、白丸を白サフ、インシグニアホワイトの順に吹き付けます
やはりめんどうがらずに下地に白サフを吹いておくと、その後の仕上がりがかなり違います
赤い日の丸はタミヤアクリルのフラットレッドです
乾燥後マスキングを剥がし、はみ出しをタッチアップ
これで機体の基本的な塗装はほぼ終了
(続く)
第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月
洋上迷彩2色目、ファントム暗青色 、VICカラーのSP179を使います
参考にした写真集の塗装図をコピー、型紙にします
この塗装図、ちょうど良い具合に1/48スケールで描かれています
マスキングの作業性を考えれば、先に暗青色を塗って、マスキングして淡青色の順番のほうが良かったかもしれませんが、やはりオーソドックスに淡い色から、ということで進めていきます
再度シグナルブルーでパネルラインプリシェイドを入れておきます
極力薄く、
一旦全てのマスキングを剥がし、様子を見ます
淡青色と暗青色の境界のボカシはあまりうまくいっていません
中途半端な感じ
(続く)
第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月
機体の塗装を始めます
参考にしたのは、MoodelArt 艦船模型スペシャル別冊 「航空自衛隊F-4ファントムⅡ写真集」RF-4Eの外面塗装 低視認性塗装 57-6913(2016年1月取材時)
当時この洋上迷彩を施したRF-4Eは、47-6901、57-6913、47-6905の3機
この913号機を作ります
使用する塗料は、VICカラーのSV181 航空自衛隊ファントム用迷彩色セット
まず青味の強いシグナルブルーでパネルラインプリシェイドを入れます
コックピットから機首にかけてフラットブラック、レドームはグロスブラックで塗っておき、マスキングします
尾部のメタル部分は、シルバーの下地に細切マスキングテープを貼り、ファレホのメタルカラー Burnt Ironを軽く吹き付けます
その後、クリアブルー、クリアオレンジ、セピア、スモークなどを使って焼けて汚らしくなった感を出します
若干細切マスキングテープの感覚が広すぎたようでちょっとイメージと違ってしまいました
洋上迷彩の1色目、ファントム淡青色 SP180(FS35109)を全面に薄めに、下地のパネルラインが透けて見える程度に塗っていきます
下面も同様にファントム淡青色
翼中央部分はこの上にファントム暗青色を重ねるためこの程度にしておきます
(続く)
第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性迷彩(洋上迷彩) 2016年1月
1/72ハセガワのRF-4E のキットから2016年に3機存在した低視認性迷彩(所謂洋上迷彩)を作ります
RF-4Eのキットはそのまま組立、塗装のみ洋上迷彩とします
キットは1991年の’94 戦競・501SQなのでデカールは相当に黄変、劣化しています
多分まともに貼れないでしょう
コックピットの計器パネルのデカールは何とかだましながら貼ることができました
組立ては前作のキットと全く同じです
胴体の貼り合わせの痕を消して、ドーサルモードテンプレートでスジボリ復活させておきます
機首下面の窓は、前作で使用したマスキング販売さんのマスキングシートの残りを使います
(続く)