1/72 RF-4E JASDF 洋上迷彩(3)

第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月

洋上迷彩2色目、ファントム暗青色 、VICカラーのSP179を使います
参考にした写真集の塗装図をコピー、型紙にします
この塗装図、ちょうど良い具合に1/48スケールで描かれています

マスキングの作業性を考えれば、先に暗青色を塗って、マスキングして淡青色の順番のほうが良かったかもしれませんが、やはりオーソドックスに淡い色から、ということで進めていきます

再度シグナルブルーでパネルラインプリシェイドを入れておきます

極力薄く、

一旦全てのマスキングを剥がし、様子を見ます

淡青色と暗青色の境界のボカシはあまりうまくいっていません
中途半端な感じ

(続く)

1/72 RF-4E JASDF 洋上迷彩(2)

第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性塗装(洋上迷彩) 2016年1月

機体の塗装を始めます
参考にしたのは、MoodelArt 艦船模型スペシャル別冊 「航空自衛隊F-4ファントムⅡ写真集」RF-4Eの外面塗装 低視認性塗装 57-6913(2016年1月取材時)
当時この洋上迷彩を施したRF-4Eは、47-6901、57-6913、47-6905の3機
この913号機を作ります
使用する塗料は、VICカラーのSV181 航空自衛隊ファントム用迷彩色セット

まず青味の強いシグナルブルーでパネルラインプリシェイドを入れます
コックピットから機首にかけてフラットブラック、レドームはグロスブラックで塗っておき、マスキングします

尾部のメタル部分は、シルバーの下地に細切マスキングテープを貼り、ファレホのメタルカラー Burnt Ironを軽く吹き付けます

その後、クリアブルー、クリアオレンジ、セピア、スモークなどを使って焼けて汚らしくなった感を出します
若干細切マスキングテープの感覚が広すぎたようでちょっとイメージと違ってしまいました

洋上迷彩の1色目、ファントム淡青色 SP180(FS35109)を全面に薄めに、下地のパネルラインが透けて見える程度に塗っていきます

下面も同様にファントム淡青色

翼中央部分はこの上にファントム暗青色を重ねるためこの程度にしておきます

(続く)

1/72 RF-4E JASDF 洋上迷彩(1)

第501飛行隊 RF-4E 913号機 低視認性迷彩(洋上迷彩) 2016年1月

1/72ハセガワのRF-4E のキットから2016年に3機存在した低視認性迷彩(所謂洋上迷彩)を作ります
RF-4Eのキットはそのまま組立、塗装のみ洋上迷彩とします

キットは1991年の’94 戦競・501SQなのでデカールは相当に黄変、劣化しています
多分まともに貼れないでしょう

コックピットの計器パネルのデカールは何とかだましながら貼ることができました

組立ては前作のキットと全く同じです

胴体の貼り合わせの痕を消して、ドーサルモードテンプレートでスジボリ復活させておきます

機首下面の窓は、前作で使用したマスキング販売さんのマスキングシートの残りを使います

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom 戦術迷彩(8)完成

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

苦行のデカール貼りです
細かいコーションデータなど約130枚近くあります
考えただけでもうんざりしますが、これを貼り終えないと完成しないのです

デカールを貼り終えたら、主脚、カバー類、ドロップタンク、ピトー管などを取付、最後に艶消しクリアーでコートして、マスキングを剥がせば完成です

(完)

1/72 RF-4E Recon Phantom(7)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

上面の塗装が終了、マスキングして下面の塗装を行います
VICカラーのSP189 航空自衛隊ライトグレー FS16440を使います

マスキングテープを剥がすといつものことですが、やはり塗膜の弱いところが持っていかれています
マスキングそのものが上手く出来ていなくて塗り残しやはみ出しもできているので、部分的に修正

尾部の焼けているところの塗装です
ダークアイアンで塗って、細切マスキングテープを貼っていきます
0.4mmと1.0mmのテープを使います
その上にファレホのMETAL COLOR 77.721 Burnt Ironを塗ってみることにしました

尾翼(スタビライザー)も同様に

似たような色だったのであまり効果が出ていません

クリアブルーとクリアオレンジを薄く溶いてグラデーションをかけてみます

脚柱のオレオの部分は、メタルックを使います

機体の塗装がほぼ終了、コックピットにもシートを付けて、

今回のシートベルトはファインモールドのものを使っています

ブラックで塗っておいたキャノピーを取り付けてしまいます

迷彩塗装の際に取り付けばよかったと反省
キャノピーだけのためにまたマスキングする必要があります

乾燥待ちの間に車輪などを仕上げてしまいます

キャノピーに残りの SP188 タン を塗って塗装終了

スタビライザーも塗装してこれで機体の塗装は終了です

下面も終了

370gal ドロップタンプは上下に塗り分けます
塗装図をコピーして型紙にします

あまり型紙の効果がなく、結局手直しは筆塗りとなりました

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(6)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

機体上面の3色迷彩「戦術迷彩」です
最初に黄土色/FS30372/SP188から

続いて2色目、薄松葉色/FS34108/SP187

最後にフィールドグリーンFS34097/SP190 の順に塗装します
3色目の塗り分けは、細かいパターンを型紙と「ひっつき虫」を使ってマスキングして行います

マスキングテープを剥がして確認します
やはり細かい部分で失敗しています・・・塗装直後のVICカラーは食いつきがあまりよくなく、マスキングテープを剥がす時に持っていかれることがあります

吹込み、擦れ、吹き付けムラ、はみ出し、なんでもありの状態ですが、これで機体上面の塗装はだいたい終了です

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(5)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

キャノピーのマスキングは、いつものマスキング販売さんのシートを使います
RF-4用なので、機首下面のカメラステーションの窓も対応しています

機首下面のカメラステーションのクリアパーツはここで取り付けておきます

機体の塗装前に、使用する色を調合しておきます
グレーFS36118がインストの使用色リストにあったので何も考えずに調合して作りましたが、よく見ると一か所しか使わないのです
前脚庫ドアに突き出ている大きなV/UHF用アンテナブレード、この部分の塗装に使います

そのほか、グレーFS17875は、前作F-4EJの時に調合しておいたもの、グレーFS36231は近似色のXF-54 ダークシーグレーを使います

機体の迷彩塗装には、VICカラーの「航空自衛隊RF-4E偵察型用迷彩色」SV189セットを使用します

セットの内容は、
・薄松葉色/FS34108/SP187
・黄土色/FS30372/SP188
・グレーFS16440/SP189
・フィールドグリーンFS34097/SP190
の4本となります

例によって、パネルラインプリシェイドをブラックで入れます

下面も同様に
機首下面のカメラステーションのクリアパーツはつや消し黒で塗っておきます

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(4)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

エアーインテーク内をホワイトでグラデーションを付けて塗装します
奥へ向かって黒っぽくなるように

マスキングして取り付けます

垂直尾翼のピトー管はファインモールド製に置き換えるため切断し、0.4mmのピンバイスで開口しておきます

エアーインテークを固定し、全体を確認します

大きな隙間は無いものの、合わせ目が若干窪んだように細い溝になっているため、パテで埋めておきます

胴体後方の合わせ目は、ドーサルモードテンプレートを使って彫り直します

ここだけ彫り過ぎないように、周りのパネルラインと深さを合わせています

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(3)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

機体の組立はほぼ終わり、エアーインテークの取付と合わせ目の処理を行います

エアーインテークの内部はホワイト、入口から奥に向かってグラデーションとなるように
入口をマスキング
垂直尾翼のピトー管は、切断しファインモールドの金属パーツに置き換えるためピンバイスで開口しておく
エアーインテークと胴体側面の接合部の段差が気になるがこのまま
機体下面は特にマスキングなし
やはり胴体合わせ目に窪んだ溝が出来ているためパテで埋めて削ることに

1/72 RF-4E Recon Phantom(2)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

胴体前部とコックピット廻りを組み立てます
ハセガワのファントムは2機目、ファインモールドのキットを合わせると5機目なので、インストを見なくても大体わかるようになってきましたが、偵察機型は細かい部分で違うのでやはり一つ一つ確認しながら進めます

内部をブラックで塗装

窓の部分にクリアーパーツをはめ込んで固定

操縦席廻りは、F-4EJと同様ライトグレーを何も考えずに塗ってしまったが、インストをよく見ると グレーFS36231、近似色はタミヤアクリルのXF-54 ダークシーグレー
同じハセガワのキットなのに色の指定が随分違う

コックピットはデカールを使って簡単に仕上げています
スミ入れとウォッシングは省略

胴体前部に操縦席を合わせて確認

貼り合わせる前に、操縦席の下に前輪の格納部を付けなければならないのを忘れていてやり直し

胴体後部も貼り合わせ

操縦席後方の貼り合わせ部分の段差、これはちょっと厳しいがこのまま

主翼下半分を仮組してみる

そのままでは写真のように斜めに段差

段差が目立たないように胴体と固定

主翼の上面は後で取り付け、貼り合わせ

主翼上面を貼り合わせて隙間の無いように固定