1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(14)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

機体の塗装が終了したので、光沢クリアーでコート、乾燥後スミ入れをおこないます
タミヤスミ入れ塗料のグレイとダークグレイを使います

下面はホワイトなので、ブラックやブラウンでは濃すぎて目立ち過ぎると思いグレイ、2色迷彩の箇所にはやや濃い目のダークグレイを使うことにしました

主翼の上面は元々パネルラインがほとんど無いので動翼の部分中心に、胴体も操縦席後方に一部のみとなります
ホワイトに対しては薄いグレーの効果大ですが、2色迷彩の特にグレイバイオレットに対しては殆ど判りません
控えめにこの程度としておきます

順番がいつもと違いますが、デカールを貼り付けます
塗装指示の「A」を選択して組み立てているので、第836飛行隊所属、MAC-Ship AMASTRA搭載機とします
ラウンデルは主翼上面、胴体側面のみ、垂直尾翼のフラッグと機体番号、その他細かいステンシルを何か所かに貼って終了です
プロペラの黄色の警戒帯は塗装したので、赤いラインのみ切り出して貼っています
密着させるために塗ったマークフィットの乾燥を待って再度光沢クリアーでコートします

光沢クリアー乾燥後、ウェザリングです
今回は、2色迷彩の部分のみ、油彩を使って汚してみたいと思います
茶系に少しの青、黄、白を加え、ムラになるよう拭き取りもほどほどに行います

ウェザリングの後、ここまで分割したまま作業を続けてきた主翼を取り付けます
まず上段翼から完全に固定します

前作水上機型のMk.Ⅰでも痛い目にあった下段翼中央部分と下段翼左右の接合部、今回も歪みが出てしまいました
仮組の時にかなり確認したつもりだったのですが、恐らく上段翼中央部の取付時に微妙に角度が違ったのでしょう

写真のようにかなり歪んでいます
これでは左右両翼ともに固定できないので、先に固定した上段翼が完全に固着するのをまつことにします
張線も撓んでいますが、今回下段翼側は差し込んでいるだけで固定していないのである程度の修復は可能と思われます

結局強引に取付ミゾに押し込んで固定、ずれたり外れたりしないようボンドと瞬間接着剤で固定、表面的には隙間なく固定することが出来ました


アンテナ線を張ってしまいます
使うのはいつものストレッチリギング、胴体後方から引き出して垂直尾翼の支柱に取付、主翼の支柱との間のテンションに注意しながら固定します

両翼間にあるアンテナ(?)など細かいパーツを取り付けてしまいます

Mk.Ⅰのときには無かった主翼前縁のアンテナ(?)も取り付けます
これで取り付け可能な部品は全て完了、全体をつや消しクリアーでコートして、マスキングテープを剥がせば完成となります

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(13)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

迷彩塗装終了

下面もこんな感じ
グラデーション塗装が予想よりも良い感じに仕上がってます

操縦席横にフラットブラウンを入れます

排気管の取付ですが、カウリング側に溝と排気管側にダボのような突起があって、差し込めば良いようになっていたのですが、どうも位置決めができません
インストには詳細な場所は書いてないし、原寸大の塗装図は左右間違っているし、どうにもしっくりこないので、一旦切断し、真鍮線で軸打ちとなりました

脚柱にあたる箇所も少々削って、接合部にパテ盛、整形して塗装します

乾燥待ちの間、細かいパーツを取り付けていきます
上段翼中央部の下面に雷撃用照準器、機首側面にオイルクーラーを取付、カウリングも固定します

Mk.Ⅰと違って長い防炎型排気管を機首から脚柱の間へ取り付けます

尾部に着艦フックを取付、尾輪も固定します

一通り塗装が完成
この時点で上下段翼を固定、翼下の照明弾なども取り付けてしまいます
ただし、張線の下部は差し込んだまま固定せず

ダークグリーンの塗り分け境界が変なボケ方をしています
境界が黄色っぽくなっていますが、これを修正しようとするとかなり大変なことになるので、ウェザリングで何とか誤魔化すことにします

そのほかの部分は何とか良い感じに仕上がっています

ここで、垂直尾翼上部のアンテナ支柱が無くなっていることに気が付きました
細かいパーツなので探しても多分見つからないでしょう
真鍮線で作り直します
0.4mmと0.3mmでT字型に半田付けします

余計な部分を切り取って、

垂直尾翼側にも0.5mmの穴を開けて差し込み、固定します
若干根本部分との太さがあっていませんが

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(12)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

塗装の乾燥待ちの間、車輪とカウリングも仕上げておきます

機体のマスキングです
上面はグレイバイオレットとダークグリーンの2色迷彩、機首部分はフラットブラックとなっているので、この段階で塗っておくことにします

主翼下面は、塗装済みの張線と支柱をマスキング、上段翼中央部も下面をマスキングしておきます
粘着力の弱い青色のマスキングテープを使っています

下段翼は下面全体をマスキング

最初にグレイバイオレットをグラデーション塗装、次にダークグリーンを塗り分けるための型紙を切り出します
原寸の塗装図が付属しているので、コピーしてマスキングするグレイバイオレットの部分を切り出して貼り付けます

塗り分け境界をぼかすため、ひっつき虫を使って浮かせることにします
いつもより若干太めに伸ばして境界内側に貼り付け、マスキングします

グレイバイオレット塗装後、再度ブラックでパネルラインプリシェイドを入れなおし、明るいグリーンでパネル中央に明度を上げておきます

型紙を浮かすのはこのくらい、あまり浮かしすぎても吹き込んでしまうためこの程度にします

マスキング完了、ダークグリーンのグラデーション塗装を行います

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(11)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

機体全体にパネルラインプリシェイドをブラックで入れます
主翼上面の羽布張りにも入れておきます

主翼上段にも
羽布張りなのでパネルラインは殆ど無いのですが、羽布張りの凸部分にも一応入れておきます

上段翼下面は、動翼のラインのみ

タミヤアクリルのフラットホワイトでグラデーション塗装
パネルラインプリシェイドのブラックが透けて見える程度に薄くわざとムラになるよう吹き付けます

裏面も同様に

上段翼下面も同様に

写真では翼間の支柱を塗り忘れてますが、塗装図を見てホワイトを後で塗っています
また、張線はメタリックグレイの指示ですが、あえてダークアイアン XF-84で塗ってみました

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(10)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

機体の塗装前に操縦席周辺をマスキングします

塗装前に上下翼間の張線をするため、支柱を上段翼に固定します

下段翼は仮止め、翼間の張線を上段翼は固定、下段翼は固定せず穴に差し込んだだけ

尾翼の張線も

この状態で仮組して様子を見ますJ

大きな歪みは無いようです

後方から見ても大丈夫なようです

前作Mk.Ⅰの時に苦労した下段翼中央部と下段翼の接合部も何とか収まっています

全体を後方から見るとこんな感じ

この上段翼中央部の固定が大きく影響しそうです
ちょっとした角度と位置のずれが主翼上下の歪みに響いてくると思われます

仮組の下段翼を取外し、この状態で塗装していきます

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(9)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

翼下のアクセサリー(爆弾、ロケット)を作ってしまいます
エッチングパーツで置き換えるようになっていますが、全部使う訳ではありません

まず3インチロケットとそのランチャーです
ランチャーのレール(?)の部分にエッチングパーツを取り付けます

長細いパーツの長辺を両側から内側に折りこみます
単純な折込だけなのですが、結構難易度は高いです

同じものを8本作ります

ランチャーに貼り付けてプライマーを塗っておきます

全体をフラットブラックで塗ってベースに取り付けて完成

爆弾架を組み立てます
これもエッチングパーツを折り曲げて加工します
丁度スケールの厚みが幅にぴったりだったのでうまく直角を出すことが出来ました

細かいパーツを取り付けて、同じものを6本作ります

フラットブラックで塗装して出来上がり
6本作ってしまいましたが、今回の機体は3インチロケットを装備しているので、爆弾架は左右1個のみなのです。
余計な作業をしてしまった

発煙弾とそのラックも組み立ててしまいます
イエローとレッドで塗り分けるので、ホワイトサフを軽く吹いておきます
ついでにプロペラも一緒に

ラックはエッチングパーツの説明書を見て戦意喪失、とても自分でチャレンジする気にはなりませんでした
キットのパーツそのまま使います

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(8)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

主翼の着陸灯です
Mk. Ⅰと違ってちゃんとクリアパーツも揃っています
右翼のみライト、左翼はパネルで塞いでしまいます

内側はフラットブラックを塗り、ライトはホワイトを塗っています
クリアパーツはエポキシ系接着剤で固定

塗装前にマスキングしておきます

右側面のオイルクーラーは実は違うパーツが用意されていたのでした
若干大きくなっています(写真左側)

主翼を仮組します
張線を行うために予め上下の翼を合わせてみます

この段階では歪みはありません
張線をどのタイミングで行うか、悩ましいところです

1/72 Spitfire F Mk.22 製作(6)完成

1/72 Airfix Supermarine Spitfire F Mk.22 RAF

完成しました
Airfixの塗装指示通り Aluminium を使ったのですが、普通にシルバーを使ったほうが良かったかもしれません

これで約1年半にわたって作り続けてきた1/72のスピットファイアは終了します
タイプでは Mk.Vc 、Mk.21など残っていますし、メーカーも Heller、フジミ、ソードなど何社か手を付けていないのもありますが、流石に飽きてきましたので一旦終了します

1/72 Spitfire F Mk.22 製作(5)

1/72 Airfix Supermarine Spitfire F Mk.22 RAF

機体全面をシルバーで塗装します
ファレホの METAL COLOR 77.701 Aluminium を使います

下地が黒なので、陰影をつけてグラデーション塗装としたかったのですが、結局べた塗りのようになってしまいました

乾燥後、デカールを貼り付けてしまいます
細かいコーションデータなどのステンシルはそれほど多くありません
機銃、主車輪、尾輪、車輪カバー、ピトー管、排気管など細かいパーツを全て取り付けます

いつも最後に気を遣うアンテナ支柱が無いので楽です

最後にデカールの質感と合わせるためにメタルカラー用のクリアーを吹いておきます
ファレホの 77.657 METAL VARNISH を使いました

1/72 Spitfire F Mk.22 製作(4)

1/72 Airfix Supermarine Spitfire F Mk.22 RAF

プロペラ続きです
デカールを貼り、スピンナーは赤、後はつや消しクリアーでコートして出来上がり

合わせ目を消します
結局フィニッシャーズのラッカーパテで微妙な窪みを埋めています
素材が軟らかいので削るのは楽です

大きな隙間が開いていた胴体と主翼の合わせ目は何とかパテで埋めて目立たなくなりました

機首下面のエアーインテーク取り付け場所です
大きく開いているのは理由がわかりませんが

やはりエアーインテークと主翼下面との間に隙間が出来ています
謎の大きな開口部が無ければこんなに隙間もできなかったと思いますがホントに理由が判りません

このような隙間はいつものファレホの水性パテで埋めておきます

シルバー一色の塗装なので、黒立ち上げとします
ファレホ 73.660 SURFACE PRIMER Gloss Black を使います