1/72 Spitfire F Mk.22 製作(3)

1/72 Airfix Supermarine Spitfire F Mk.22 RAF

主翼と胴体を貼り合わせます。
合わせ目のところが隙間ができます。写真ではかなり力を入れて押さえつけてもこのぐらいの隙間となってしまいます。押さえつけなければ大きな隙間があいて貼り合わせどころではありません。

フィレットの裏側、コックピットの下部、主翼側の合わせ目、あたっていそうな部分を色々削って合わせていきます。なかなか一度で決まりません。

結局あちこち削って、こうなりました。押さえつけなくても隙間がほとんど無い状態。

その他の合わせ目に大きな隙間は無いものの、あまりきれいではないので一応パテを盛って削っています。

盛ったパテがラッカー系なのと、貼り合わせに使ったボンドの溶剤が完全に抜けるまで待つことにします。溶剤が抜ける前に慌てて削ってもヒケや凹みが出ることがあるからです。特に今回のAIRFIXのキットは素材が軟らかいので注意が必要です。

スピンナーの根本部分を機首の中に挟み込んで機体を貼り合わせましたが、貼り合わせ部分補強のために瞬間接着剤を流し込んだところ、機首まで回り込んでしまい、固着してしまいました。
なので、スピンナーを差し込んで回るよう軸を作り直します。
3mmのプラ棒と0.8mmの真鍮線で軸の真ん中を通して作りました。

固定せずに回転できるように。

乾燥待ちの間にプロペラを塗ってしまいます。。
塗装図によれば先端の黄色い警戒帯は2.1mmとなっています。
先端部分を黄色で塗装、2mmに切ったマスキングテープで位置決めしてマスキングします。

先端部分のマスキングを補強して

全体をフラットブラックで塗ります。

乾燥後、マスキングテープを剥がしてプロペラ完成

1/72 Spitfire F Mk.22 製作(2)

1/72 Airfix Supermarine Spitfire F Mk.22 RAF

コックピットから。
シンプルな部品構成です。

機内色は、VICカラーのジンクロメートを使います

見にくいですが、シートベルトは「紙創り」のRAF用を使っています。

計器パネルはデカールなのでここまで作業が早いです。
スピンナーの下部(?)を胴体貼り合わせ前に機首に挟んでおかなければなりません。

主翼も貼り合わせてしまいます。

胴体を貼り合わせ、マスキングテープで固定しておきます。
合わせ目に大きな隙間は無いようです。

1/72 Spitfire F Mk.22 製作(1)

1/72 Airfix Supermarine Spitfire F Mk.22 RAF

一昨年からSpitfire各型を作ってきましたが、いよいよ最後となります。
AirfixのMk.22です。これで打ち止めの予定です。

赤箱ではありますが、金型が新しいかどうかは不明です。一応パーツの素材はライトグレーの比較的軟らかい最近のキットと同じ素材のようです。

この全面シルバー(アルミニウム)の機体を作ろうと思います。

デカールは問題ないでしょう。

1/72 Spitfire LF. Mk.Ⅸe 製作(7)完成

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire LF. Mk.Ⅸe “Red Star”

完成です。
マーキングは、 Spitfire LF. Mk.Ⅸe, pilot Lt. Col. V. A. Matsiyevitch, 26th Guard Fighter Regiment, Leningrad area, spring 1945

1/72 Spitfire LF. Mk.Ⅸe 製作(6)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire LF. Mk.Ⅸe “Red Star”

デカールを貼ります。塗装図の一番派手な胴体側面に赤いラインの入った機体です。AZmodelの金型技術は酷いものですが、デカールの品質は問題ありません。このような長いラインのデカールもしっかり貼り付けることができます。

赤い星を主翼上下左右、胴体側面、垂直尾翼に計8枚貼ります。インストのデカールの番号が全く間違っていて、どれも同じように見えたので適当に貼っていたら、実は若干大きさが違っていたのでした。垂直尾翼に貼る星と胴体側面の星、明らかに逆になってしまいました。

デカールを貼り終えたので、スミ入れとウェザリングです。ウェザリングといってもスミ入れを適当に拭き取っただけで適度な汚れ感が出てくれたのでこれで良しとしました。

主脚、尾輪、アンテナ支柱、プロペラ、ピトー管など細かいパーツを取付、機体は完成です。

最後につや消しクリアーでコートして、マスキングを全て剥がし、キャノピー上部のバックミラーを取り付ければ完成となります。

1/72 Spitfire LF. Mk.Ⅸe 製作(5)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire LF. Mk.Ⅸe “Red Star”

上面の塗装は、RAFと同じ2色迷彩、迷彩パターンもほぼ同じなので、今まで製作してきたSpitfireと同様に塗装図から型紙を切り出してマスキングします。

このキットの塗装図は、左側面しかありません。なので右側面は型紙が用意できず、箱絵を参考にマスキングをしていきます。

迷彩パターンはRAFとほぼ同じです。切り出した型紙の裏に細切りの両面テープを貼って固定していきます。

ダークグリーン2でグラデーション塗装をします。パネル中央にホワイトを混ぜたダークグリーンを吹き付け、褪色を表現しています。

1/72 Spitfire LF. Mk.Ⅸe 製作(4)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire LF. Mk.Ⅸe “Red Star”

機体の塗装の前に、NATOブラックでパネルラインプリシェイドを入れます。

下面も

RAFと同じ下面は メディアムシーグレーなので、タミヤアクリルのXF-83 メディアムシーグレー2でグラデーション塗装します。

乾燥後、下面全面をマスキング

上面の塗装をする前に、垂直尾翼をホワイトで塗っておきます。

乾燥後マスキング

1/72 Spitfire LF. Mk.Ⅸe 製作(3)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire LF. Mk.Ⅸe “Red Star”

コックピットを固定、照準器を付け、胴体を貼り合わせます。主翼も同様に貼り合わせ、機首のエアーインテークを取り付けます
乾燥待ちの間に尾翼も取り付けてしまいます。

AZmodelのキットでは毎回のことですが、水平尾翼が所謂イモ付けなので、軸打ちをおこないます。
少々太めの0.8mmの真鍮線を使い、尾翼を固定します。

「士」の字になりました。

胴体の合わせ目、主翼との合わせ目をそれぞれ消して、荒れてしまった箇所も磨いておきます。

主翼の内側の短いほうの機銃口を、0.2mmで開口しておきます。

1/72 Spitfire LF. Mk.Ⅸe 製作(2)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire LF. Mk.Ⅸe “Red Star”

いつものようにコックピットからではなく、できるところから始めます。
主翼を上下貼り合わせていきます。

胴体を仮組してみると、ちょうどランナーから切り離したゲートの位置に出っ張りがあって上手く合いません。

赤丸の部分がそれです。ゲートが貼り合わせる面に来ているので削る必要があります。他のパーツも同様で、こんなところにも金型の技術の差が出ているようです。

不要な出っ張りは削って、改めて仮組してみます。歪みは無いので大きな隙間もありません。

コックピットを構成するパーツです。細かい部分にこだわりを持って作っているのはわかりますが、何分にも技術が追い付いていないのでしょう、必ず後で削ったり付け直す箇所が出てきます。インスト通りにはいかないのです。

シートベルトは今回も「紙創り」の製品です。
組み立てたコックピットを機体に取り付けてみると、やはりシートの左右にあるレバーが邪魔して貼り合わせができません。

レバーを一旦外して削って取り付けなおし、やっと胴体の隙間なく貼り合わせができます。

1/72 Spitfire LF. Mk.Ⅸe 製作(1)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire LF. Mk.Ⅸe “Red Star”

旧ソ連へレンドリースされた機体を作ります。
機体は、Mk.Ⅸe 迷彩塗装はRAFと同じパターン、赤い星のついたSpitfireです。
AZmodelのキットは何機目でしょうか、随分作ってきましたが、キットによって品質の差が激しく、毎回苦労する箇所が違います。

例によって箱の裏に塗装図があります。迷彩パターンが左側面しか無いのですが、箱絵を見るとRAFとほぼ同じなので何とかなりそうです。
2番目の機体側面に赤いラインの入ったパターンにしようと思います。

インストはカラーなので最近の製品かと思いますが、毎回パーツ№が間違っていたり、左右逆だったり、どこに取り付けていいのか判らないパーツが沢山出てきたり、とにかく手がかかるのがAZmodelのキットです。

毎回思うのですが、AZmodelの社員はこのキット組み立てたことがあるのでしょうか、この品質レベルで世界中に販売してしまう、チェコの会社の感覚には呆れるほかありません。

毎回尾翼と車輪が余るのですが、はっきり言って使い道が無いのです。

メインのデカールの品質は問題ないのですが、細かいステンシルのほうはあまり良い品質ではなく、主翼上面の黒いラインなどは完成後シワが寄ったり端が剥がれてきて醜くなったりしています。