1/72 VALOM Bristol Buckingham C.Mk.Ⅰ RAF
下面のマスキングを行います
曲線部から細いテープで縁取りをしていきます
胴体下面の塗り分け、エンジンカウル下面の塗り分けが全くわかりません
海外のモデラーさんの作例や、実機の写真を見ても細かいところが判らないのです
結局最大公約数的な塗り分けとなるよう見えない部分は想像と拡大解釈となっています
119機しか生産されず、なかでもこの高速輸送機型は54機ですから実機の写真もあまり鮮明なものがありません
塗装指示は、GreenとBrownの2色迷彩となっています
タミヤアクリルの XF-52 フラットアース、XF-58 オリーブグリーンを使います
まずフラットアースで大まかに塗ってしまいます
振り分けパターンはフリーハンドです
いつものようにグラデーション塗装を行います
次にオリーブグリーンを塗るためのマスキングですが、主翼、尾翼上面のパターンは塗装図をスケール換算して拡大コピー、型紙に使います
問題は胴体側面のパターンで、塗装図の側面と上面(平面)はそのままでは間違いなくずれています
側面図と上面図のずれを実機の写真などを見ながら合わせていく必要がありますが、これが結構大変な作業なのです
マスキングテープを細かく切って、ずれの部分を修正していきますが、こんな無駄な作業をすることなく迷彩パターンを表現できるのが、マスキングパテです
マスキングパテを細く伸ばして塗り分けラインに貼り付けます
そのパテの上に細かく切ったマスキングテープを被せていきます
若干のボカシを入れるために端を少し浮かせて、塗装時にはエアーブラシの向きを気を付けながら吹いていきます
オリーブグリーンで塗装していきます
タミヤアクリルのオリーブグリーンは結構隠ぺい力が強く、下地にホワイトを吹いてパネルラインに入れたプリシェイドがしっかり隠れてしまいました