1/72 Spitfire Mk.Ⅷ 製作(5)

1/72 Hasegawa Supermarine Spitfire Mk.Ⅷ RAF

マーキングは、2色迷彩に主翼、尾翼に白い帯が描かれている機体を選択したので、ここで再度マスキングが必要となります。

塗装図から直接幅を測って、主翼は8.9mm、尾翼は7.5mm 、機首にも黄色の帯が必要なので、幅5mmが必要です。

マスキングを剥がして、排気管を取付け、その他はみ出しや細かい傷を修正しておきます。

キャノピーも忘れずに塗装します。迷彩パターンを見るとほぼダークグリーン1色で良いようです。

プロペラは他の英軍機と同様ブラックと先端にイエローの警戒帯、スピンナーは下面色と同じ。

1/72 Spitfire Mk.Ⅷ 製作(4)

1/72 Hasegawa Supermarine Spitfire Mk.Ⅷ RAF

ファレホの乾燥後、そろそろ大丈夫と思われるので、ダークアースの上からダークグリーンを重ねていきます。
塗り分けのパターンは、キットの塗装図を拡大コピーして型紙にします。

側面図は 1.38倍、平面図は1.98倍

ダークアースを残すパターンを切り取って貼り付けます。

平面図と側面図をそのまま切り取って機体に貼りつける方法ですが、境界部分のズレに悩まされることになります。
塗装図の描き方によると思うのですが、今回のハセガワのキットの場合、あまりズレが見られません。特に側面図上部と平面図との境界はほぼそのまま貼り付けて修正必要ない状態です。

合わせ目や危ないところはマスキングテープを細かく切って貼りながら調整していきます。

ほとんど修正必要ないので楽な作業です

型紙が貼り終わったら、ダークグリーンを塗る前に再度プリシェイドをいれます。

ダークグリーンを塗っていきますが、隠ぺい力が結構強いので、そのままではパネルラインプリシェイドがほとんど隠れて見えません。なので、退色表現の時用いた、ホワイトを加えて明度を上げたダークグリーンをパネル中央に吹いて、グラデーションを目立つようにつけてやります。

最後にダークグリーン基本色を全体にかけて調子を整えながら仕上げていきます。

塗装終わり、マスキングを剥がしますが、型紙の固定に細切の両面テープを用いたため、剥がした後に機体側に残っています。これもピンセットを使って塗膜を傷つけないよう取り去ります。

注意して剥がしても、やはりファレホの塗膜は弱く、若干の剥がれが何か所かに見られます。タッチアップで修正。

1/72 Spitfire Mk.Ⅷ 製作(3)

1/72 Hasegawa Supermarine Spitfire Mk.Ⅷ RAF

機体下面の塗装です。タミヤアクリルの XF-83 ミディアムシーグレー2 を使います。いつものようにパネルラインプリシェイドが透けて見える程度に薄く塗装します。

上面は、ダークアースとダークグリーンの2色迷彩なので、パネルラインプリシェイドはVioletを使います。

下面乾燥後、マスキング

上面の塗装はファレホを使いました。2色迷彩なので、71.323 BS Dark Earth 、71.324 BS Dark Green 。まず全面を BS Dark Earthで塗ってしまいます。

乾燥待ちの間、タイヤの塗装です。タイヤ用のマスキングテープ Type1-3 4mmの外周を使います

キャノピーのマスキングは、ハセガワのMk.Ⅷ用のものがあるのでこれを使います。

機体の塗装にファレホを使ったので、乾燥には十分な時間をかける必要があります。でないとマスキングテープを剥がした時の塗膜剥がれで痛い目にあうことになるのです。

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(4)

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

操縦席下部の両側面についている窓へクリアパーツを取り付けます。エポキシ系接着剤で固定します。

硬化後、マスキングしておきます

コックピットを組み立てます

今回は、このカゴのウェザリングは省略、機体内側のみ軽く墨入れをしています。シートベルトがいかにもという感じで目立っていますがこのまま進めます。

機首右側面の機銃は、操縦席の計器パネルと組み合わせて取り付ける形なので、銃身を覗いて機銃本体のみここで取り付けておきます。

計器パネルと組み合わせて取り付けるとこんな感じになります。

機体内側の墨入れも終わったので、側面の窓の内側からのマスキングは剥がし済

コックピット廻り、カゴの完成、機体内側の細かい計器類も塗り分けておきます。

機体を貼り合わせる準備ができました

1/72 Spitfire Mk.24 製作(7)

1/72 SpecialHobby Supermarine Spitfire Mk.24 “The Last of Best”

機体下面の塗装です。タミヤアクリルの XF-83 ミディアムシーグレイ2 を使います。パープルのパネルラインプリシェイドをわずかに残すように薄くパネルの中央から塗っていきます。正しい塗り方は、ミディアムシーグレイにホワイトを混ぜながら何段階かに分けてグラデーションを付けていくようですが、最近は簡略化して一発で塗っています。早い話が手抜きですが。

乾燥後、下面全体をマスキングしておきます。

いつもの過剰マスキング

上面は、XF-81 ダークグリーン2 と XF-82 オーシャングレイ2 で塗り分けます。まずオーシャングレイ2で全面を塗ってしまいます。パネルラインプリシェイドを残すように薄く塗るのは下面と同様です。

やはり、というかいつものように主翼の機銃は折れてしまいました

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(7)

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

タイヤを塗装します。

マスキング販売の商品の中から、タイヤホイールの塗装に便利なマスキングテープをご紹介します。

一見するとただの丸いシールに見えるかもしれませんが

タイヤ外周、ゴムの部分を塗装しておきます。

いつものファレホ 71.315 Tire Blackで塗っておきます

外周のタイヤゴムの部分を先に塗ってホイールの部分を後から塗る、あるいはホイールを先に塗ってから外周のゴムを塗る、どちらでもやりやすい方法で良いと思いますが、ここでは、外周のゴム部分を塗っておいて、マスキングしてホイールを塗装する方法とします。

マスキング販売の「タイヤ Type1-3」を使います。ホイールの径が約5mm程度なので、Type1-3-50 を使います。この商品は、マスキングするホイールのサイズが、5mm(4.8~5.2mm)、外周の径が5.3mm、カット数60、という品物です。1シート購入すると60カットあるので、同じホイールサイズの機体であれば相当数使うことができます。

ホイールサイズにカットされているので今回は外周のみ使います

ホイール裏面も同様に

ホイールを残してタイヤ部分をマスキングします。回り込み、吹込みをしないよう過剰なくらいマスキングしておきます。

大きめにマスキングするのは、クリップで挟むためでもあります。

このくらい大きければクリップで挟むのも楽です。

塗装します

マスキングテープを剥がすと(若干のはみ出しがありますが)

タイヤサイズによって何種類かそろえておくと便利だと思います

いかがでしたか、シートはそれぞれ1枚の価格200円程度なので、何種類かそろえておくと便利だと思います。今回使ったType1-3 はホイールのサイズ、4mmから20mmまでそろっているので1/72から1/32まで対応できると思います。

また、Type1-1、Type1-2などもありますので詳細は「マスキング販売」のホームページを参照してください。使用例も写真付きで掲載されています。