1/48 A6M2b 三菱 零式艦上戦闘機二一型 ”台南航空隊 坂井三郎一飛曹機” 完成しました
「日本海軍機の塗装 ソコハ何色?」(大日本絵画)に掲載されている三菱製零戦二一型の基本塗装に従い、風防内部の機体上面はつや消し黒、主脚格納部及び脚カバー内側は機体外側との認識による明灰白色、プロペラ裏側はつや消し茶色としています
補助翼の突出型マスバランス(ツヤあり黒)は取付しませんでした
(完)
1/48 A6M2b 三菱 零式艦上戦闘機二一型 ”台南航空隊 坂井三郎一飛曹機” 完成しました
「日本海軍機の塗装 ソコハ何色?」(大日本絵画)に掲載されている三菱製零戦二一型の基本塗装に従い、風防内部の機体上面はつや消し黒、主脚格納部及び脚カバー内側は機体外側との認識による明灰白色、プロペラ裏側はつや消し茶色としています
補助翼の突出型マスバランス(ツヤあり黒)は取付しませんでした
(完)
1/48 A6M2b 三菱 零式艦上戦闘機二一型 ”台南航空隊”
細部の塗装、燃料タンク給油口のアクセスパネルは赤、その斜め下の弾倉取付用明り取り窓は透明アクリル板の内側が青竹色、翼端灯と編隊灯は左が赤で右が青、左主翼上面のすべり止めはタイヤブラックとしました
参考にしたのはこの資料「日本海軍機の塗装 ソコハ何色?」の13ページ、4.零戦二一型の上面基本塗装
今回は、三菱製の二一型ということで、主脚収納庫と脚カバー内側は機体外側という認識に基づき明灰白色としています
弾倉取付用明り取り窓の青竹色は若干違和感があります
垂直尾翼の機体番号と斜めの青帯その他細かいデカールを貼り、キャノピーを固定します
主脚のブレーキパイプは、0.4mmのリード線
プロペラは表銀色、裏茶色(VICカラーのプロペラ色)、先端の警戒帯は赤2本線のデカールを貼ります
主脚を取付固定、脚カバーを取り付け、主翼に補助翼の作動ロッドとピトー管を取り付けます
ピトー管は1.1mmの真鍮パイプに0.4mmの真鍮線を差し込んで取付け
翼端灯はクリアパーツを取り付けた後、エナメルのクリアブルーとクリアレッドで塗装
アンテナ支柱を取り外した後のキャノピーは開口部をどうしていたんでしょう、ちょっと気になります
1/48 A6M2b 三菱 零式艦上戦闘機二一型 ”台南航空隊”
キャノピーのマスキングです。いつものマスキング販売さんのシートを使います
キャノピー下地にはブラックを塗っておきます
いままで機内色(コックピット色)を塗っていましたが、色々資料を漁ってみるとブラックでも良いようです
機体の塗装はいつものようにグラデーション塗装とします
今回使用したのは、明灰白色の近似色として以前から使用しているファレホの71.046 Pale Blue Grey です
下地のパネルラインプリシェイドを残すようにパネルの中央部に塗料を重ねていきます
カウリングは、青味のあるブラックということで、VICカラーの CA049 カウリング塗色(三菱系)を使います
このカウリング塗色は半艶なので最後に艶消しクリアーで調整します
マスキングテープを剥がして確認します
日の丸、主翼の歩行禁止線、垂直尾翼の白帯、珍しくきれいに仕上がっています
デカールを貼るのは、垂直尾翼の機体番号と胴体後方の斜めの青帯、歩行禁止線のオスナ、足踏表記の4種類だけとなります
1/48 A6M2b 三菱 零式艦上戦闘機二一型 ”台南航空隊”
機体の塗装前にいつものパネルラインプリシェイドをブラックで入れます
下面も同様に
日の丸とフラップ上部の歩行禁止線は塗装することにします
ホワイトサフで下地を塗ってから
下面と胴体の日の丸も同様に
あまり広範囲に塗らないようマスキングをしてレッドで塗装
主翼の日の丸は上下ともに直径88cmなので1/48スケール換算で約18.3mm、主翼折り畳み部から285mmなので換算すると約6mmの位置に合わせます
実際にはやや大きめに塗装してマスキングすることになります
下面も上面同様に
マスキングテープから18mmの円を切り出してマスキング、歩行禁止線はキットのデカールは「ロの字」になっていますが正確には外側の1辺が無い「コの字」なので、0.7mmと0.4mmの細切マスキングテープでマスキングします
ついでに風防内部もつや消しのブラックで塗っておきます
胴体の日の丸は直径75cmなので1/48スケール換算で約15.6mm、第7隔壁から20mm後ろということなので位置を合わせて15.5mmの円を切り出してマスキング
台南空の坂井三郎一飛曹機とするため、垂直尾翼の白帯もマスキングしておきます
2度手間となりましたが、消えてしまったパネルラインプリシェイドを再度ブラックで入れます
1/48 A6M2b 三菱 零式艦上戦闘機二一型 ”台南航空隊”
暫く東欧製のキット(VALOM、MPM)が続いてストレスが溜まってきたので、モチベーションを保つためにハセガワに戻って気持ちよく仕上げたいと思います
自分の模型作りの原点ともいえる零戦、一応零戦は十二試艦戦から六四型、二式水戦まで各型が積みプラに揃っているので、二一型から製作することにします
キットは少々古いですが台南航空隊の坂井一飛曹機にします
箱は若干へたっていますが中身には関係ありません
まず主翼下面のエルロンの端にあるモールドを削り取って横に入っている溝を埋めるよう指示されています
操縦席後方のループアンテナと支柱用の穴を開けます
操縦席はシートのモールドの軽め穴を開口、シートベルトは「紙創り」の製品を使用、計器パネルはデカール、その他機内の機器類は適当にブラック、シルバー、レッドでアクセントを付け塗り分け
機内色は、VICカラーのMA045コックピット色(三菱系)
艶消しクリアーで艶を押さえてコックピット廻り完成
胴体と主翼を貼り合わせ、合わせ目はパテではなく溶きパテでわずかにできた溝を埋めて削るくらい
エンジンの組立、パイピングはせず、そのまま組立て塗装します
AKインタラクティブのEngine Grimeで若干の油汚れを表現してみましたが、あまり目立ちません
エンジンを機体に取り付け、
カウリングもこの時点で取り付けてしまいます
そのまま取り付けると、機首上面とレベルが合わず隙間が出来てしまうので、あちこち削りながらできるだけ隙間を少なくなるよう固定してしまいます