1/48 震電(7)完成

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

震電 完成です

艶消しクリアー(MATT)に半艶クリアー(SATIN)を同量加えて、完全艶消しでもなく半艶でもない中間の光沢としました

1/48 震電 製作(6)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

主翼前緑の敵味方識別帯を塗ります
予め黄色で塗装してマスキングしておけば良かったのかもしれませんが、何となく後回しにしていました
マスキングして、下地にホワイトサフを塗ってから黄色(タミヤアクリル XF-3 フラットイエロー)で塗装します

黄色は意外に隠ぺい力が弱いので、下地処理を省略して直接エアブラシで塗ろうとすると、6回~8回くらい薄く塗り重ねることになります
白または薄いグレーの下地があれば3回程度で済むので、面倒でも下地処理は欠かせません

残っていたデカール(オスナ/フムナの文字だけ、右側面エアーインテーク前の警戒線)を貼り、光沢クリアーでコートします

下面にも同様に、

ウェザリングです
凸モールドなのでスミ入れはダークブラウンで動翼部分中心に、陰影を付けるような感じで影になる部分に拭き残し、その後薄いライトグレーとグリーンでウォッシングしています
エナメルのスミ入れ塗料を拭き取った後にファレホの水性WASHをかけているので、若干弾いてしまって表面が荒れています

下面はダークグレーで墨入れとウォッシング、こちらも完全に拭き取らず、汚れた感じを出しています

車輪、カバー類を取付け、高強度の瞬間接着剤で固定、補強しておきます
脚カバーと車輪ホイールのシルバーの部分には、AKインタラクティブの WASH Landing Gear で軽くウォッシングしています

この角度から見ると、小汚い感じですが、最後にクリアーをかけると丁度いい感じになるはずです

脚の取り付け角度は、図面を見ながら合わせ、固定します
オレオの部分には、久しぶりメタルックを貼ってみました

プロペラは、VICカラーのCA048 茶色(プロペラ)を使いました
進行方向前面に黄色の警戒線、裏側には先端を黄色で塗ります

補強しておいたアンテナ支柱と機首の機銃も取付け、これで全てのパーツの取付が終了、クリアーでコートして完成となります

(続く)

1/48 震電 製作(5)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

上面は、ファレホの 71.007 オリーブグリーンです
パネルラインを残すよう、グラデーション塗装です

赤いラインが結構目立ちます

下面との塗り分けは、波線になるようマスキングしたのですが、どうもテープの圧着が足りなかったようで隙間に塗料が入り込んでいます

ちょっとこれはリタッチしないと見苦しいことになっています
ただし、震電の資料を見ると、初飛行時と米軍への引き渡し時で塗り分けが微妙に異なっているような記述があるので、実物が本当はどうなっていたのかわかりません、なのであまり気にせず想像で好きなように塗ってみることにします

こちらも波線をきれいに塗りなおしたほうが良いようです

日の丸と警戒線を塗装で仕上げたので、デカールを使用するのは、機体右側のエアーインテーク前のオレンジ色の警戒線とフムナ、オスナの文字だけとなります

(続く)

1/48 震電 製作(4)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

震電の特徴的な機首のアンテナ支柱、意外にもほぼイモ付けなのです
これではちょっと触れただけで取れてしまうので、0.2mmの真鍮線で軸打ちし補強しておきます
同時並行で製作中の1/72震電改の支柱もついでに補強

機体の塗装前に、パネルラインプリシェイドをいつものようにバイオレットで入れます
ちょっとグロテスクな得体の知れないものになってます

下面にも同様に

まず下面の塗装から
明灰白色の指定なので、タミヤアクリルの XF-12 明灰白色を使います
褪色表現というよりも、パネルラインが透けて見える程度に陰影をつけるような感じで薄くぬっていきます

主脚格納部をシルバーで塗って、日の丸のマスキングを剥がしてみます
何とかはみ出し、回り込みも無く、珍しくきれいに塗れています

乾燥を待ってマスキング

(続く)

1/48 震電 製作(3)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

機体の塗装の前に、キャノピーを合わせておきます
3分割なので、仮止めして位置決め、前部と後部の固定風防を固定します

中央の可動風防は固定せず、塗装が終わった段階で取り付けることにします

マスキングしておきます

後部のエンジン部分もマスキング、
主翼のオスナ/フムナの警戒線は、デカールが準備されていますが余白部分が多くシルバリングを起こしやすいので、塗装することにします
ホワイトサフを該当箇所に大まかにかるくふいて下地とします

主翼と胴体の日の丸も、ツヤの状態を合わせるために塗装で仕上げることにします

主翼下面の日の丸の位置にもホワイトサフ

レッドは、タミヤアクリルのXF-7 フラットレッドを使います

日の丸には、デカールの日の丸に合わせてマスキングテープを丸く切り出し、警戒線には0.4mmの細いマスキングテープでマスキング

ここでエアーインテークの段差と隙間が気になり、パテで埋めて削ることにします

1/48 震電 製作(2)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

胴体を貼り合わせます

主翼も貼り合わせ、尾翼(?)も固定します

胴体と主翼も固定、大きな歪みや隙間はありません

重心はこの位置、錘を入れていますが恐らく入れなくても大丈夫だったかもしれません

合わせ目を消して、全体に2000番と3000番のスポンジヤスリを軽くかけます
凸モールドなのでスジボリの復活はありません
グラデーション塗装でなんとか誤魔化すつもり

後部のエンジンまわりとプロペラを仮組してます
エンジンは殆ど見えません

キャノピーは、いつものマスキング販売さんのマスキングシートを使います

エンジン部分を取付、いつもならこれで「士」の字になった、というところですがこの機体の場合はなんて言うんでしょうね

(続く)

1/48 震電 製作(1)

1/48 ハセガワ 九州飛行機 J7W1 局地戦闘機 震電

震電を作ります
ゴジラ-1.0 を見ていないのですがハセガワから再販されたのを機に作ってみることにしました
古い金型のキットを再販しただけなので、凸モールドです
パーツ数も少なく、積みプラに造形村の震電1/48もあるのですが比べ物にならないくらいあっさりとした構成となっています

1/48スケールでパーツがこれだけしかありませんから、組立そのものは簡単に終わると思います

デカールも部隊記号や機番など無い試作機なので、日の丸とオスナ/フムナの赤い警戒帯だけです

早速コックピットから組み立てていきます
機内色の指定は、MrカラーのC27/H58、Interior Greenなので、VICカラーのコックピット色(MA045)を使います
細部の塗り分けが指定されていますが、試作機なのであまり気にせず適当に塗り分けます
ボンベ(黒いので恐らく酸素ボンベ?)の取り付け位置も微妙にわかりずらいので間違っているかもしれません
シートベルトは、「紙創り」の製品を使っています

乾燥待ちの間に主翼を貼り合わせます

コックピットを機体に取り付け、貼り合わせます

機首に錘を入れる必要があります
釣り具屋で買ってきた板おもりを使います
神田駅前の釣り具屋で25m、¥1,353

インストでは、1gとなっていますが、念のため6gいれておきました
瞬間接着剤とパテで固定します

あとは胴体を貼り合わせるだけです
エアーインテークの内側をオリーブグリーンで塗っておきます

隙間はないのですが、若干内側に食い込み気味というか凹んでいるので、恐らくパテで埋めてから削らないといけません

インテークの分割されたパーツを取り付けます
別パーツなので当然合わせ目ができますが、写真を見るとこの過給機インテークには合わせ目も段差も無いので後で消さなければなりません

(続く)