1/72 Wellington Mk.ⅠA/C (6)

1/72 AIRFIX Vickers Wellington Mk.ⅠA/C , RAF

結局主翼との隙間は無くなったものの、上部の合わせ目に隙間ができたまま固定してしまいました
目立つ部分なので埋めておきます

ラッカーパテで埋めるほどではないので、いつものファレホの水性パテで埋めて水を付けた綿棒で軽く拭き取って目立たなくしています

この段階で脚柱を取り付けるのですが、ランナーから切り離す際に細い部分が折れてしまいました
ピアノ線で軸打ちして補強します

どう見ても左右形が違うのですが、どうして?

胴体はやはり合わせ目の処理が必要、ラッカーパテでしっかりと埋めてしまいます

下面も同様に

脚柱はここで取り付けてしまいます
どこかの東欧製のキットのように悩むことはありません
インスト通り、パーツにもホゾ穴やケガキ線があって間違いなく固定できます

尾翼も貼り合わせて

胴体に取り付けます

主翼を固定します

続いて尾翼を固定して、やっと「士」の字になりました

(続く)


1/72 Wellington Mk.ⅠA/C (5)

1/72 AIRFIX Vickers Wellington Mk.ⅠA/C , RAF

主翼へのエンジンの取付です
上下貼り合わせる前にナセルを組み立てておく必要があります

下面の状態、隙間があってしっくりきません

内側で干渉しているようで微妙な隙間ができています

あちこち削っては合わせてみて、繰り返しながら、なかなかピタリとあいません
結局主翼内側を広くフラットアルミで塗ったのは全く不要、余計な手間でした

最終的に隙間は無くなったものの、微妙な歪みが出来て上下の主翼が綺麗に貼り合わせできません

貼り合わせる前に一つクリアパーツを付けるのを忘れずに

結局力業で貼り合わせ固定します

とりあえず胴体と合わせてみて、仮組してみます

胴体中央から出ている主桁のおかげで主翼と胴体の合わせ目は意外に綺麗にはまりそうです

大きな隙間も無く、安定しています

(続く)

1/72 Wellington Mk.ⅠA/C (4)

1/72 AIRFIX Vickers Wellington Mk.ⅠA/C , RAF

機体内部の組立です
指示通りに塗り分けながら順番に組み立てていきます

下の図でグリーンで色付けされているパーツは、実は全部オプションなのです
胴体を貼り合わせると見えなくなってしまうことから、拘りたい人はお好きにどうぞ、ということでした

内装が終わったので、貼り合わせてしまいます

(続く)

1/72 Wellington Mk.ⅠA/C (3)

1/72 AIRFIX Vickers Wellington Mk.ⅠA/C , RAF

パーツをランナーから切り離し、同じ色のパーツはまとめて塗装します
フラットアルミで塗るパーツ

こちらは、色毎に番号を付けてわかりやすく、

問題の「Brick Red Matt」で機内を塗り分けます
インストの指示では、この格子状の内側にBrick Red を塗り、格子にはフラットアルミとなっています

まず最初に機体内部全体にフラットアルミで塗っておいて、指示通りに細かく塗り分けるのは面倒なので、薄めたBurnt Umber を流し込むようにサッと塗ってしまいます

格子の表面を軽く拭き取ってこんな感じ
殆ど見えなくなる部分なのでこんなもんで良いでしょう

計器パネルはデカールをそのまま使います

右側部分のデカールは一枚ですが、段さがあるので分割して貼ります

マークフィットのスーパーハードタイプで軟化させてしっかりと密着させます

(続く)

1/72 Wellington Mk.ⅠA/C (2)

1/72 AIRFIX Vickers Wellington Mk.ⅠA/C , RAF

始めに、使用する色を確定させてしまいます
Airfixの指定色は全てHumbrolなので、その都度近似色を探していては効率が悪く進みません。なので、使用する色を全て調べておきます

№.24:Matt Yellow ⇒ 71.002 Medium Yellow
№.29:Dark Earth Matt ⇒ 71.323 BS Dark Earth
№.30:Dark Green Matt ⇒ 71.324 BS Dark Green
№.53:Gunmetal Metallic ⇒ 71.072 Gunmetal

一番困ったのは、№.70 Brick Red Matt 、赤茶色のような今まであまり使ったことの無いような色です
互換表から近似色を調べましたが、手持ちの塗料に無く、近似色( XF-68 NATO Brown )に近い色合いの71.040 Burnt Umber にすることにしました

№.56:Aluminium Metallic⇒ XF-16 フラットアルミ
№.70:Brick Red Matt ⇒ 71.040 Burnt Umber ( XF-68 NATO Brown )
№.78:Cockpit Green Matt⇒ VIC MA045 コックピット(三菱系)
№.80:Grass Green Matt⇒ 71.094 Green ZINC CHROM.
№.85:Coal Black Satin⇒ X-1 ブラック
№.110:Natural Wood Matt⇒ XF-55 デッキタン

内装から、仮組しながら少しずつ組み立ててみます

爆弾槽は開閉どちらも選択できますが、開状態とします

左右合わせてみると、歪みも無くきれいに貼り合わせできそうです

(続く)

1/72 Wellington Mk.ⅠA/C (1)

1/72 AIRFIX Vickers Wellington Mk.ⅠA/C , RAF

何機か並行して製作中ですが、いつもの悪い癖で手を付けてしまいます
やはり蛇の目の積プラも解消せねばなりません・・・という訳で今回は、Airfixの新金型のWellingtonを始めます

パーツはそれほど多くはありません
内装関係の細かいパーツと爆弾類が多い感じ

さすがにいつものマスキング販売さんにはAirfixのキットはありません
他に市販品を探しましたが、エデュアルドのマスキングシートは完売状態で手に入れることはできませんでした

大きなカラーの塗装図が付属しています
まだこの段階ではMk.ⅠAとMk.ⅠC どちらにするか決めていません

新金型の赤箱キットのインストは一見すると細かくて大変そうですが、非常にわかりやすく描いています

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(6)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

機体上面の3色迷彩「戦術迷彩」です
最初に黄土色/FS30372/SP188から

続いて2色目、薄松葉色/FS34108/SP187

最後にフィールドグリーンFS34097/SP190 の順に塗装します
3色目の塗り分けは、細かいパターンを型紙と「ひっつき虫」を使ってマスキングして行います

マスキングテープを剥がして確認します
やはり細かい部分で失敗しています・・・塗装直後のVICカラーは食いつきがあまりよくなく、マスキングテープを剥がす時に持っていかれることがあります

吹込み、擦れ、吹き付けムラ、はみ出し、なんでもありの状態ですが、これで機体上面の塗装はだいたい終了です

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(5)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

キャノピーのマスキングは、いつものマスキング販売さんのシートを使います
RF-4用なので、機首下面のカメラステーションの窓も対応しています

機首下面のカメラステーションのクリアパーツはここで取り付けておきます

機体の塗装前に、使用する色を調合しておきます
グレーFS36118がインストの使用色リストにあったので何も考えずに調合して作りましたが、よく見ると一か所しか使わないのです
前脚庫ドアに突き出ている大きなV/UHF用アンテナブレード、この部分の塗装に使います

そのほか、グレーFS17875は、前作F-4EJの時に調合しておいたもの、グレーFS36231は近似色のXF-54 ダークシーグレーを使います

機体の迷彩塗装には、VICカラーの「航空自衛隊RF-4E偵察型用迷彩色」SV189セットを使用します

セットの内容は、
・薄松葉色/FS34108/SP187
・黄土色/FS30372/SP188
・グレーFS16440/SP189
・フィールドグリーンFS34097/SP190
の4本となります

例によって、パネルラインプリシェイドをブラックで入れます

下面も同様に
機首下面のカメラステーションのクリアパーツはつや消し黒で塗っておきます

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(4)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

エアーインテーク内をホワイトでグラデーションを付けて塗装します
奥へ向かって黒っぽくなるように

マスキングして取り付けます

垂直尾翼のピトー管はファインモールド製に置き換えるため切断し、0.4mmのピンバイスで開口しておきます

エアーインテークを固定し、全体を確認します

大きな隙間は無いものの、合わせ目が若干窪んだように細い溝になっているため、パテで埋めておきます

胴体後方の合わせ目は、ドーサルモードテンプレートを使って彫り直します

ここだけ彫り過ぎないように、周りのパネルラインと深さを合わせています

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(3)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

機体の組立はほぼ終わり、エアーインテークの取付と合わせ目の処理を行います

エアーインテークの内部はホワイト、入口から奥に向かってグラデーションとなるように
入口をマスキング
垂直尾翼のピトー管は、切断しファインモールドの金属パーツに置き換えるためピンバイスで開口しておく
エアーインテークと胴体側面の接合部の段差が気になるがこのまま
機体下面は特にマスキングなし
やはり胴体合わせ目に窪んだ溝が出来ているためパテで埋めて削ることに