1/72 RF-4EJ Recon Phantom(4)

1/72 FineMolds RF-4EJ 偵察機/Reconnaissance Aircraft JASDF

パネルラインプリシェイドをブラックで入れます
迷彩塗装なので多分目立たなくなるとは思いますが、一応念のためということで

迷彩塗装の一色目、グリーンFS34102 / VICカラーSP185で大雑把に薄く吹き付けます
下地には、ブラウンとスカイでまだらにアクセントを付けてありますが、結局塗りつぶしてしまうためほとんど見えなくなります

乾燥後、マスキングパテと塗装図を拡大コピーした型紙で塗り分けの境界を作っていきます

マスキングパテには、上から細かく切ったマスキングテープを貼っています
このマスキングパテ、細く丸めて曲線を出していますが、時間が経つとベターっと広がってしまい細かいパターンがなだらかになってしまいます
そのためあまり細かい迷彩パターンには向かないようです

3色迷彩の2色目、グリーンFS34092 / VICカラー SP183で塗装します

マスキングを一旦剥がして確認します
テープを剥がした時に若干ですが塗膜を持っていかれた箇所があります
VICカラーはもう少し強いかと思っていたのですが、案外弱いのですね

(続く)

1/72 RF-4EJ Recon Phantom(3)

1/72 FineMolds RF-4EJ 偵察機/Reconnaissance Aircraft JASDF

主翼と胴体を張り合わせ、機首まわりとインテーク周辺のパーツも取り付けます

ダークブラウンで全体をウォッシングします
繊細なモールドなので合わせ目や表面処理で消えてしまうスジボリの状態を見ておきます
参考にしている教科書「F-4ファントムⅡ製作完全ガイド」では、スジボリを全面彫り直すように書かれていますが今回は目立つ部分のみにします

本当は全てのパネルラインを彫り直したほうが良いのでしょうが、このキットは繊細過ぎて浅く細いラインをはみ出したり曲がって傷になったところの修復ばかりになってしまうので、止めておきました

垂直尾翼のピトー管のセンサーは一旦切り落として、ファインモールドの別売パーツを取り付けます

尾翼を取り付ける前なので、ピンバイスで穴を開けて差し込み、固定します

塗装前のマスキング

(続く)

1/72 RF-4EJ Recon Phantom(2)

1/72 FineMolds RF-4EJ 偵察機/Reconnaissance Aircraft JASDF

計器パネルはデカールを使用します

下地はブラック、陰影をつけるようにライトグレーで塗った後、デカールを貼った計器パネルを取付、コックピットとしてはこれで完成
スミ入れとウェザリングは省略します

機体を貼り合わせます

主翼内側から、燃料タンク、ランチャーを取り付ける穴をあけておきます

貼り合わせ、翼端を付けます

エアーインテークを覗き込んだ時に奥にかすかに見える部分だけシルバーで塗れば良いのですが、一応廻りもブラックで塗っておきます

VICカラーのRF-4EJ用の塗料セットです
FS34092、FS36081、FS34102、FS36375の4色セットとなっています
普通のVICカラーよりも多い16ml、1機では使いきれない量です
(他のVICカラーは12ml)

エアーインテークの内側の縁を指示通りダークグレーとダークグリーンで塗り分けます

(続く)

1/72 RF-4EJ Recon Phantom(1)

1/72 FineMolds RF-4EJ 偵察機/Reconnaissance Aircraft JASDF

周回遅れのファントム祭り、続いては偵察型のRF-4EJです

同じファインモールドの製品なのでパーツ構成はほぼ同じ、偵察用ポッドなどが追加されています

下地としてブラックサフでまとめて塗ってしまいます

コックピット内部はライトグレー

エアーインテーク内、脚格納部内など、ホワイト(FS17875)の部分もまとめて

(続く)

1/48 F-4EJ改 PhantomⅡ (11) 完成

1/48 ハセガワ F-4EJ改 PhantomⅡ JASDF

完成です
マーキングは、第83航空隊 第302飛行隊 那覇基地

原因はわかりませんが、スタビレーターが歪んでいるのが気になります
横からみると波打っているのがわかりますが、このままとします

ブログへの投稿は11日間連続していますが、実際には約1か月半かかっています
一応空自のF-4EJ、F-4EJ改はこれで一区切りついたので、次はRF-4E、RF-4EJに取り掛かります
まだまだ周回遅れのファントム祭りは続きます

(完)

1/48 F-4EJ改 PhantomⅡ (10)

1/48 ハセガワ F-4EJ改 PhantomⅡ JASDF

完成!と思ったら一か所塗り忘れていました
一応マスキングしてつや消しブラックで塗ります

何もないのでは寂しいので、キット付属のミサイルを付けることにします
他のキットでは爆弾やミサイルは極力付けないことにしていますが、ファントムだけは何もないではちょっと寂しすぎるので、一応付けておくことにします


スパロー AIM-7Eを4本
ホワイトで全体を塗って、先端をライトグレー、ブラックとイエローのラインを入れます
ブラックはホワイトボードの罫線テープ、イエローはマスキングテープを細切にして貼り付けました
よく見るとテープの厚み分だけ盛り上がっているようにも見えますが、気にしないことにします

おまけに開口しておきます

1/48 F-4EJ改 PhantomⅡ (9)

1/48 ハセガワ F-4EJ改 PhantomⅡ JASDF

注文していたパーツが届きました
ファインモールドのロングノーズ用ピトー管のセットです

機首のAOAプルーブを0.5mmのドリルで開口し差し込みます

機首のピトー管はそのまま差し込んで固定します

垂直尾翼のQフィールピトー管は、根元から削り落とし、開口部を若干広げて差し込みます

細かいパーツの取付は終了、塗装も細部の手直しやリタッチも終わり、つや消しクリアーを全体に吹いて、乾燥後マスキングテープを剥がします
今回も1/72と同様、つや消しクリアーに25%半艶を加えています
完全なつや消しだと表面がザラザラになってしまうので、若干ですがツヤの調整をしています

キャノピーのレインシールを何とかしたいと思います
細く切ったデカールを貼り付ける、という製作記事を読んだことがありますが、上手く貼り付ける自信がありません
塗装で塗り分けるのはその手間を考えても現実的ではありません
ということで、細く切ったマスキングテープを貼ってみることにしました

0.4mm幅のマスキングテープを貼り付け、長い部分はカッターでカットすると、なかなか良い感じになっています
拡大せずに少し離れて見ればそれなりに見栄えも良くこれで良いのではないでしょうか
テープの厚み分盛り上がっているような気もしますが、言わなければわからないレベルでしょう

よく見ると、前席のイジェクションハンドルの取付が若干曲がっています
もう今更どうすることもできないのでこのまま

1/48 F-4EJ改 PhantomⅡ (8)

1/48 ハセガワ F-4EJ改 PhantomⅡ JASDF

いよいよデカールの貼付けです
光沢クリアーでコートし表面を滑らかにしておきます
左側面の機首前方から貼っていきます

マーキングは、塗装図パターン№1の第83航空隊 302飛行隊 那覇基地の414号機です

日の丸は全て白地に赤丸を重ねる形になります
塗装図とパネルラインが微妙に違うので位置合わせに時間がかかります

これでほぼ貼付け終了
朝から始めて丸一日かかりました
翼根のひし形のウォークウェイは、茶色がかかったグレーのデカールですが、資料によるとアルミニウム酸化鉄によるすべり止めが施されているためグレーやブラウン系に見えるが本来は機体色のグレーFS36320なんだそうです
ということは、汚さずに綺麗に作った機体にこのデカールを貼ると、ウォークウェイだけが目立っておかしなことになります
それなりに汚れている機体でないとデカールだけが目立つことになるのです

写真ではあまり違いがわかりませんが、デカールを貼り終え、光沢クリアーでコートしスミ入れをおこなっています
ブラックでは目立ち過ぎると思い、ダークグレーを使いました
パネルラインが浅いのと綺麗に拭き取り過ぎたのであまり汚れた感じがありません

キャノピーを固定、水平尾翼も固定します

脚廻りのパーツを取付、エアブレーキは開状態としました
下面はもう少し汚しても良かったかもしれません

脚廻りは、ボンドで固定後瞬間接着剤の高強度用のものを流し込んで補強しています
機首に錘を入れていないので大きな機体の割には重量がかかっていません
フジミのブリティッシュファントムを作った時は、機首に錘を入れないとしりもちをついてしまうので、鉛の錘を入れたために重量感があったのを記憶しています

1/48 F-4EJ改 PhantomⅡ (7)

1/48 ハセガワ F-4EJ改 PhantomⅡ JASDF

ミサイルランチャーとパイロンの塗装ですが、インストではパイロンが機体下面色と同様グレーFS36375、ランチャーがホワイト、パイロン後方のパネル両サイドは黒鉄色となっています
実機の写真を見ると、ランチャーのミサイルが接する面は黒っぽくなっているので、ここにダークアイアンを塗っておきます
また、後方の両サイドのパネルは黒鉄色となっていますが、実機の写真では多くの機体がインシグニアホワイトらしいので、ホワイトに塗り直します

衝突防止灯は一応マスキングしてレッドで塗り分けます
尾部も機体色で塗り分け

レーダー警戒装置のアンテナと翼端灯の塗り分けです
左翼が赤、右翼が青、スカイで塗った部分にはカーキーグリーンで3本ラインが入るのですが省略しました

HUDの組立、細かいパーツを貼り合わせてその上にクリアパーツを2枚重ねにします

飛ばさないようにテープに貼付けながらの作業

コックピット前方に取付

1/48 F-4EJ改 PhantomⅡ (6)

1/48 ハセガワ F-4EJ改 PhantomⅡ JASDF

機首レドームを塗装します
VICカラーのカウリング色(三菱系)を使います

面倒な尾部のメタリック塗装です
1/72のファントムも4機製作しましたが、塗装の度に仕上がり具合が違います
使う色が違う、塗装の順番が違う、仕上が違う、などなど、どうも同じにはなりません
実機の写真を見ても同じ機体はありませんから自己満足で良いのではないでしょうか

今回は、最初に下地をブラックで塗り、シルバーを全体に軽く吹いています
使ったのは、ファレホ METAL COLOR の77.724 Silver

水平尾翼もシルバーで塗装

エンジンノズルは逆に77.713 Jet Exhaustを全体に塗って、窄まった時に隠れる部分をマスキングでシルバーに塗り分けることにしました

水平尾翼の上面は、のっぺりと何もない状態なので、実機の写真を参考にリベットを売ってみました
このリベットラインに沿って塗り分けをします

途中の写真を撮り忘れましたが、0.4mmの細いマスキングテープでマスキング、シルバーを吹いています

水平尾翼の塗り分けをしてみましたが、コントラストがはっきり出すぎのようで、もう少しボカすことにします

クリアブルーとクリアオレンジでアクセントを付けて、その上からスモークと薄いBurnt Ironを散らしながらかけています
スタビレーター根本の半円形のプレートは後でシルバーか、Dark alumiで塗っておくことにします