1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
Lockheed Hudson Mk.Ⅰ完成です
マーキングは、T9277 / QX-W, 224.Sq. Coastal Command, Thornaby, August 1940
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
Lockheed Hudson Mk.Ⅰ完成です
マーキングは、T9277 / QX-W, 224.Sq. Coastal Command, Thornaby, August 1940
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
デカールを貼り終えたら、スミ入れとウェザリングを行います
スミ入れは上面ダークブラウン、下面ダークグレーを使い、拭き取り時にわざと残すようにしてウォッシングも兼ねています
適度に汚れてくれたので、油彩等は使いませんでした
次にアンテナ線を張ります
ファインリギング 0.082mmを使います
Hudosonのアンテナ線は、操縦席後方の支柱から両垂直尾翼へ伸びているので、支柱からは2本出さなければなりません
最初に操縦席後方へ0.4mmの穴を開け、そこから支柱まで短く張ります
次に左右の垂直尾翼へ0.4mmの穴を開け、そこへファインリギングを差し込み固定します
固定できたら左右の垂直尾翼からそれぞれアンテナ支柱へ張り、支柱の先端で固定します
固定はゼリー状の瞬間接着剤を使っています
アンテナ支柱は既にピアノ線で補強しているので、多少強めに張っても傾くことはありません
張り終えたら支柱はBS Dark Greenで塗っておきます
後部回転銃座を取付け、プロペラも差し込み、機首下面にピトー管を取付け、これで全てのパーツの取付が終了、機体全体に艶消しクリアーを吹いて、マスキングテープを剥がせば見事完成となります
(続く)
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
光沢クリアーでコート、デカールを貼ります
MPMのデカールは貼りやすく、これまでも失敗はありません
胴体のラウンデルが若干大きいような感じ、塗装指示図の位置に合わせて貼ると、両側のコードレターがとかなり後ろになってしまいます
下面はラウンデルのみ、細かいコーションシールはありません
デカールを貼り終えたところで、細かいパーツを取り付けていきます
カウリング側面の、これは排気管でしょうか、取り付け位置がよくわかりません
ネットで見つけた作例を参考にそれらしい位置に固定します
尾輪は車輪のホイールに穴が開いていないので開けておきます
最後の難関、主脚カバーの取付です
このインストの説明図では取り付ける向きと位置がよく分かりません
パーツにもケガキ線やほぞ穴がなく、これは困りました
MPMやVALOMのキットはこういうところがいつも引っかかるのですね
ストレスが溜まります
実機の写真や海外のモデラーさんの作例を参考に、といってもこの部分が良くわかるような写真がほとんどないのです
皆よく判らないのではないでしょうか、微妙にごまかしているような気がします
実機の写真も場所が場所だけに暗くてよく見えなかったり、陰になってハッキリ見えない、遠くから写したものとか、そんなものしか見つかりません
垂直方向からみるとコの字になっていたカバーはほぼL字に、しかも脚柱の形にあわせて削ったり切ったり、元の形から大きく変わってしまいました
斜めに支柱を1本取り付けるのですが、これも位置が不明、結局適当な位置に取り付けておきます
(続く)
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
機体塗装前に操縦席後方のアンテナを取り付けます
ループアンテナを装着した機体の写真もありますが、このキットでは流線形のものが付いています
アンテナ支柱は所謂イモ付けなので、0.2mmのピアノ線で補強しておきます
下面のマスキングです
上面の塗装前にライトグレーのサフを吹いて、細かい傷の有無を確認しておきます
いつものパネルラインプリシェイド、ブラックを使います
(続く)
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
エンジンとカウリングを組み立てます
合わせ目の隙間にはパテ埋め、プロペラはパーティングラインを消してブレードを薄く削ってすっきりさせます
このカウリング、内側がスカスカで上手く取り付けられません
仕方なく内側をパテで埋めて取り付け位置を調整します
目立たないようブラックで塗っておきます
主翼に取り付けて位置を合わせます
ネットで見つけた図面を見ると大体このくらいでしょうか、傾いていないか確認して固定します
カウリング廻りがこんなにいい加減とは思いませんでした
見えなくなる内装やコックピット内部に必要以上に拘るのに、目立つカウリング廻りのこの手の抜き様は一体何なのでしょう、設計者の感覚を疑います
機体の塗装前にマスキング
下面はシルバーの指定、黒立ち上げとします
塗装指示のシルバーではなく、ファレホのジュラルミンで塗ってみました
シルバーほどのギラギラ感がなく、何となくいい感じです
(続く)
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
キャノピーのマスキングです
いつものマスキング販売さんではさすがにMPMのキットは扱っていません
細切りマスキングテープと小さな丸で窓の縁に沿って貼っていきます
枠の内側は、マスキングテープを細かく切って貼ってもいいのですが、リキッドマスクで塗ってみました
このマスキング液のたぐい、マスキングリキッド/リキッドマスク/マスキングゾルは、何度も失敗して嫌なイメージしかありませんが、今回も懲りずに使っています
機首先端のクリアパーツの貼り合わせの前に台形のプレートを挟み込んでおきます
海外のモデラーさんの動画が見つかったのでそれを参考に片側に固定します
この位置で良いのかちょっと疑問ですが、とりあえず固定します
何やら機器のパネルらしきものを取り付けて
このパーツもインストでは位置がさっぱりわかりません
やはり海外のモデラーさんの記事を参考に
先端のクリアパーツも取り付けて完成
機首先端の座席は最初に取り付けた位置から随分後退させています
この主翼の後縁に取り付けるパーツ、名称はよくわかりませんが、これも例によってインストではよくわかりません
他の方の作例を参考に取り付けます
取り付け位置と向きはこれでいいと思いますが、角度はちょっと疑問が残ります
機体側面の窓のマスキングです
角の丸い窓なので、機種キャノピーと同様、小さな丸を貼ってから内側を埋めていきます
小さな隙間があるとそこから塗料が侵入するので、念のためリキッドマスクを塗っておきます
機内色で塗ってから機体に取り付けます
(続く)
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
もう一度主翼と胴体を仮組して確認しておきます
上反角はこんなものでしょうか
胴体の貼り合わせ、主翼とエンジンナセルの取付部は隙間が大きく随分パテ埋めと整形をしています
胴体下面も段差が激しかったのでパテ埋めと整形
主翼と尾翼も取り付けてやっと飛行機らしくなってきました
消えてしまったパネルラインを彫り直し、全体にペーパー掛けして細かな傷を目立たなくします
キャノピーを合わせてみます
若干のすり合わせが必要ですが、ほぼ合っています
どうしてもカーブの部分はぴったりフィットしないので、少しずつ削っては合わせ、を繰り返します
このくらいで諦め、あとはUVクリアジェルで残った隙間を埋めておくことにします
(続く)
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
コックピット廻りと機内の組立後、胴体を貼り合わせます
シートベルトは「紙創り」の製品、1/72 RAF用です
元々米ロッキードの機体なので米軍機用のほうがいいのかもしれませんが、それらしいものが付いていればいいので気にしないことにします
操縦士、爆撃手(偵察員?)、通信士(?)の3名分です
機内色は、ファレホの71.010 Interior Green
貼り合わせて固定します
随分太い胴体、目立つような隙間はありません
大きな隙間は無いものの、貼り合わせ部分が若干ヒケて窪んだ状態になっているので、パテで埋めることにしました
ラッカーパテを使います
計器パネルの上部についている三角形は切り取って後で付けるように指示されていますが、切り飛ばしてしまいどこかに飛んで行ってしまったためプラ板で適当に作って付けておきます
機首の先端部分は、上下に分割されたクリアパーツを貼り合わせる形になります
インスト通りに組み立てると、機首先端の座席が貼り合わせたクリアパーツに挟み込む形のパーツ「A46」に干渉して取付できません
そのため、この座席を少し後退させる必要があります
いつものことながら、こういうところが適当です
設計者もインストの製作者も自分でこのキットの組立をしていないんでしょうね
後部銃座廻りの隙間を埋めておきます
(続く)
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
前回投稿から約1か月空いてしまいましたが、進んでいます
胴体内側から仕上げていきます
側面に窓が並んでいます
この一つ一つにクリアパーツを埋め込んでいきます
その前に胴体後部上方の観測窓?を開口します
一応ケガキ線が入っているのでカッターとヤスリで丸く切り抜いていきます
あまり大きく開け過ぎると中へ落ちてしまうのでほどほどに開けておきます
機体内部色は、いつものInterior Green
側面の窓には、クリアパーツを固定します
UVクリアジェルで固定しなければならないかと思いましたが、意外にピッタリはまって接着剤も要らないくらいしっかりと固定出来ています
貼り合わせて仮組してみます
キャノピーの合いは問題なさそう、機首のクリアパーツも若干の段差がありますが隙間は無さそうです
後部回転銃座と尾翼を付けてみます
後部回転銃座の大きさには若干の違和感を感じますが、こんなものかという感じ
側面の窓のマスキングが大変そうです
操縦席の計器パネルは上部の三角形の出っ張りを切り取るよう指示されています
この切り取った三角形は後で使うようですが、プラ板で作ったほうがよさそうです
主翼の貼り合わせの前に、主脚柱を取り付けておく必要があります
やはり後では取付できないので、この段階で固定しておきます
角度はよく判らないのですが、主翼に対して垂直より若干前に傾いているくらいにしておきます
主脚柱が固定出来たら、主翼を上下貼り合わせます
カウリングはここでは取りつけません
1/72 MPM Lockheed Hudson Mk.Ⅰ/Ⅱ Patrol Bomber , RAF
ハドソンを作ります
実は以前エアフィックスのキットを製作したことがあったのですが、キャノピーのマスキング失敗等々で修復断念、完成させることが出来なかったのです
そのエアフィックスのキットは、旧版で凸モールド、クリアパーツもそれらしきもの、といった感じで途中でやる気が失せてしまうものでした
リベンジとして今回はMPMの凹モールドのキットです
エアフィックスの旧版キットと比べると随分マシな気がします
インストを見ると、2005年の日付が入っているので、それほど古いキットではありません
バリも少なく、パーツ点数もほどほど、クリアパーツの透明度もまあまあといったところ
デカールは綺麗です、充分使えそう
インストは、モノクロ印刷で一見すると細かく図示されていてわかりやすそうですが、よく見ると細かいパーツの取り付け位置や角度がさっぱりわからない、といういつもの東欧製のお決まりのパターンです
早速仮組してみると、VALOMのようないきなりのイモ付けではないので幾らか期待が出来そうです
胴体と主翼の取付位置には、気持程度の補強が入っています
これだけでも随分違うのです