1/72 RF-4E Recon Phantom 戦術迷彩(8)完成

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

苦行のデカール貼りです
細かいコーションデータなど約130枚近くあります
考えただけでもうんざりしますが、これを貼り終えないと完成しないのです

デカールを貼り終えたら、主脚、カバー類、ドロップタンク、ピトー管などを取付、最後に艶消しクリアーでコートして、マスキングを剥がせば完成です

(完)

1/72 RF-4E Recon Phantom(7)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

上面の塗装が終了、マスキングして下面の塗装を行います
VICカラーのSP189 航空自衛隊ライトグレー FS16440を使います

マスキングテープを剥がすといつものことですが、やはり塗膜の弱いところが持っていかれています
マスキングそのものが上手く出来ていなくて塗り残しやはみ出しもできているので、部分的に修正

尾部の焼けているところの塗装です
ダークアイアンで塗って、細切マスキングテープを貼っていきます
0.4mmと1.0mmのテープを使います
その上にファレホのMETAL COLOR 77.721 Burnt Ironを塗ってみることにしました

尾翼(スタビライザー)も同様に

似たような色だったのであまり効果が出ていません

クリアブルーとクリアオレンジを薄く溶いてグラデーションをかけてみます

脚柱のオレオの部分は、メタルックを使います

機体の塗装がほぼ終了、コックピットにもシートを付けて、

今回のシートベルトはファインモールドのものを使っています

ブラックで塗っておいたキャノピーを取り付けてしまいます

迷彩塗装の際に取り付けばよかったと反省
キャノピーだけのためにまたマスキングする必要があります

乾燥待ちの間に車輪などを仕上げてしまいます

キャノピーに残りの SP188 タン を塗って塗装終了

スタビライザーも塗装してこれで機体の塗装は終了です

下面も終了

370gal ドロップタンプは上下に塗り分けます
塗装図をコピーして型紙にします

あまり型紙の効果がなく、結局手直しは筆塗りとなりました

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(6)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

機体上面の3色迷彩「戦術迷彩」です
最初に黄土色/FS30372/SP188から

続いて2色目、薄松葉色/FS34108/SP187

最後にフィールドグリーンFS34097/SP190 の順に塗装します
3色目の塗り分けは、細かいパターンを型紙と「ひっつき虫」を使ってマスキングして行います

マスキングテープを剥がして確認します
やはり細かい部分で失敗しています・・・塗装直後のVICカラーは食いつきがあまりよくなく、マスキングテープを剥がす時に持っていかれることがあります

吹込み、擦れ、吹き付けムラ、はみ出し、なんでもありの状態ですが、これで機体上面の塗装はだいたい終了です

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(5)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

キャノピーのマスキングは、いつものマスキング販売さんのシートを使います
RF-4用なので、機首下面のカメラステーションの窓も対応しています

機首下面のカメラステーションのクリアパーツはここで取り付けておきます

機体の塗装前に、使用する色を調合しておきます
グレーFS36118がインストの使用色リストにあったので何も考えずに調合して作りましたが、よく見ると一か所しか使わないのです
前脚庫ドアに突き出ている大きなV/UHF用アンテナブレード、この部分の塗装に使います

そのほか、グレーFS17875は、前作F-4EJの時に調合しておいたもの、グレーFS36231は近似色のXF-54 ダークシーグレーを使います

機体の迷彩塗装には、VICカラーの「航空自衛隊RF-4E偵察型用迷彩色」SV189セットを使用します

セットの内容は、
・薄松葉色/FS34108/SP187
・黄土色/FS30372/SP188
・グレーFS16440/SP189
・フィールドグリーンFS34097/SP190
の4本となります

例によって、パネルラインプリシェイドをブラックで入れます

下面も同様に
機首下面のカメラステーションのクリアパーツはつや消し黒で塗っておきます

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(4)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

エアーインテーク内をホワイトでグラデーションを付けて塗装します
奥へ向かって黒っぽくなるように

マスキングして取り付けます

垂直尾翼のピトー管はファインモールド製に置き換えるため切断し、0.4mmのピンバイスで開口しておきます

エアーインテークを固定し、全体を確認します

大きな隙間は無いものの、合わせ目が若干窪んだように細い溝になっているため、パテで埋めておきます

胴体後方の合わせ目は、ドーサルモードテンプレートを使って彫り直します

ここだけ彫り過ぎないように、周りのパネルラインと深さを合わせています

(続く)

1/72 RF-4E Recon Phantom(3)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

機体の組立はほぼ終わり、エアーインテークの取付と合わせ目の処理を行います

エアーインテークの内部はホワイト、入口から奥に向かってグラデーションとなるように
入口をマスキング
垂直尾翼のピトー管は、切断しファインモールドの金属パーツに置き換えるためピンバイスで開口しておく
エアーインテークと胴体側面の接合部の段差が気になるがこのまま
機体下面は特にマスキングなし
やはり胴体合わせ目に窪んだ溝が出来ているためパテで埋めて削ることに

1/72 RF-4E Recon Phantom(2)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

胴体前部とコックピット廻りを組み立てます
ハセガワのファントムは2機目、ファインモールドのキットを合わせると5機目なので、インストを見なくても大体わかるようになってきましたが、偵察機型は細かい部分で違うのでやはり一つ一つ確認しながら進めます

内部をブラックで塗装

窓の部分にクリアーパーツをはめ込んで固定

操縦席廻りは、F-4EJと同様ライトグレーを何も考えずに塗ってしまったが、インストをよく見ると グレーFS36231、近似色はタミヤアクリルのXF-54 ダークシーグレー
同じハセガワのキットなのに色の指定が随分違う

コックピットはデカールを使って簡単に仕上げています
スミ入れとウォッシングは省略

胴体前部に操縦席を合わせて確認

貼り合わせる前に、操縦席の下に前輪の格納部を付けなければならないのを忘れていてやり直し

胴体後部も貼り合わせ

操縦席後方の貼り合わせ部分の段差、これはちょっと厳しいがこのまま

主翼下半分を仮組してみる

そのままでは写真のように斜めに段差

段差が目立たないように胴体と固定

主翼の上面は後で取り付け、貼り合わせ

主翼上面を貼り合わせて隙間の無いように固定

1/72 RF-4E Recon Phantom(1)

JASDF第501飛行隊のハセガワRF-4E: 1994年戦競参加機

RF-4EJに続いて、ハセガワRF-4E、1994年の戦競参加機、第501飛行隊の機体です

パッケージ写真は657-6908号機「青龍」1994年戦競参加時

パーツ「A」(左)とパーツ「C」(右)はF-4EJ改と同じ
パーツ「P」(増槽タンク)のみF-4EJ改と同じ
パーツ「Q」のみF-4EJ改と同じでパイロン「S」はRF-4Eのみ
デカールは57-6908号機「青龍」、57-6914号機「麒麟」、57-6907号機「白虎」、57-6909号機「朱雀」、57-6906号機「玄武」の5種類

「いつものようにコックピットから」ではなく、最初は主翼の内側から増槽やパイロン用の穴を1.2mmで開けておきます

インストの指示は外側の増槽タンク用が1.2mm、内側のパイロンが1.0mmだが両方とも1.2mmで開口

インストに従いスタビレーターの補強板を削ります

削った後の表面研磨とパネルライン彫り直し

スパロー用の溝は不要なので埋める

RF-4Eは偵察センサーのほぼ全てを機首内に収めているので胴体前部の構造がかなり違う

ホワイト及びグレーで塗装するパーツは予めブラックサフで下地を作っておく

1/72 RF-4EJ Recon Phantom (10)完成

1/72 FineMolds RF-4EJ 偵察機/Reconnaissance Aircraft JASDF

JASDF RF-4EJ 完成です
マーキングは、航空自衛隊 第501飛行隊 47-6347号機 百里基地航空祭,2004年
機体全体をつや消しクリアーでコート、機首レドームのみ半光沢仕上です

(完)

1/72 RF-4EJ Recon Phantom(9)

1/72 FineMolds RF-4EJ 偵察機/Reconnaissance Aircraft JASDF

デカール貼りです
ひたすら細かいデカールを端から番号を確認して、切り出して、水に浸して、貼り付けて、気泡を抜いて、を繰り返す作業です

エアーインテーク廻りと日の丸の部分だけは貼る順番を考慮する必要がありますが、それ以外はほぼ端から貼っていけば間違いはありません

貼り終えて乾燥させた後は、光沢クリアーでコートしてウェザリングです
今回は、タミヤPANEL LINE ACCENT COLORのダークグレー(上面)とグレー(下面)で墨入れとウォッシングを行いました
それ以外の汚しはしていません

(続く)