1/72 Spitfire Tr.9 製作(2)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF

排気管取付位置へ内側から取り付けるプレート

いつものようにコックピット廻りから組み立てますが、AZmodelのキットには珍しく排気管取付位置に内側からプレートを取り付けるようになっています。比較的新しいキットなので改善されたのだと思います。古いキットだと長穴が開いているだけなので排気管を固定するのに結構苦労するのです。

組立を始める前に仮組が欠かせないのですが、主翼で早くも躓いています。

主翼に残るゲート跡

AZmodelに限らず東欧製のキットによくある酷いゲート位置、このキットでも主翼の貼り合わせ面にしっかりと残っています。(写真黒い矢印)精密ニッパーで綺麗に切断してもこのように残っているためあらゆる部品の全ての面についてチェックしないといけません。

一通り処理をして、仮組してみます。ゲート処理以外は大きな歪みや隙間も無いようです。

このSpitfire TR.9はベースとなった機体は、Mk.Ⅴcとのことで、写真のように翼端が切り詰められたものではないようです。インストでも翼端を少し切り離してから別パーツを取り付けるようになっています。

両端を切断します

切断した後に翼端を取り付けます

最初から切り離せばいいんじゃない?と思いますが一応インストでは貼り合わせてから切り離すようになっているので。

コックピット廻りです。

ファインモールドのシートベルト、Nano Aviationを使っています。厚みが気になります。

計器パネルは、黒いマジックで塗りつぶしてから、シルバーでメーター類をそれらしく。

1/72 Spitfire Tr.9 製作(1)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF

AZmodel 1/72 Supermarine Spitfire Tr.9 RAF の製作を始めます

イギリス空軍第261飛行隊によるMk.Ⅴcを複座の練習機に改造した機体です。AZmodelのキットとしては比較的新しく、インストもカラー版となっています。デカールは4種類、通常の単座のスピットファイアのキット(恐らくMk.Ⅴc)に複座の機体パーツを付けたので、例によって不使用部品が沢山ありそうです。

今までスピットファイアの各型何機も作ってきましたが、インベイジョンストライプ付きの機体を作っていなかったのに気が付きました。練習機ではありますが今回選択してみてもいいかもしれません。在庫のスピットファイアのキットにもストライプ仕様の機体は多分無かったのではないかと思うのです。

色の違う機体が入っていますね。同じようなパーツが随分溜まってます。残念なことに主翼のパーツだけは余っていないので余分にもう1機作ることはできません。プロペラとか車輪、尾翼は売るほどあるんですが。

AZmodelのデカールは比較的品質の良いものが多いので安心です。

やはり機体、車輪、尾翼など不使用部品が多いですね。

コックピット廻りは一見するとカラーで良く出来ているように見えますけど、よく見るとまず計器盤に貼ることになっているデカール、ありません。最初からこれですから。新しくてもやはりAZmodelですね。

このスケールのスピットファイアは既に何機も作って慣れているので早く形になりそうです。