1/72 ITALERI Spitfire Mk.Ⅵ RAF
上面は、RAF Ocean Grey と、RAF Dark Green の2色迷彩となります。RAF Ocean Grey には、タミヤアクリルの XF-82 オーシャングレイ2、RAF Dark Green には、XF-81 ダークグリーン2をそれぞれ使います。
まず全面にオーシャングレイ2をグラデーション塗装します。
その後、インストの塗装図をスケールに合わせて拡大コピー、切り抜いて型紙にします。
オーシャングレイ2を残すように、型紙を貼り付けマスキングします。
今回も機体上部(平面図)と側面(側面図)との境界のパターンのズレは大きくありません。細かく切ったマスキングテープでラインを修正しながらパターンを決めていきます。
ダークグリーン2を塗る部分に、再度パネルラインプリシェイドを入れますが、ここで安直にGUNDAMMARKER のスミ入れ用(ブラック)極細・油性でラインを引いてみました。
いつものグラデーション塗装塗装です。
乾燥後、マスキングテープを剥がし、主翼前緑の黄色の帯を塗装、光沢クリアーでコートしてデカールを貼ります。
今回、胴体後方のスカイの帯が少々幅が広すぎることに気が付きました。ちゃんと寸法を測ってマスキングしたつもりでしたが、細切りのテープ1本分ずれていたようです。
デカールは何の問題も無く、ストレスなく貼り付け終わり、後方の帯が広すぎる関係で、胴体のラウンデルと部隊コードの間隔が若干おかしくなっています。
ラウンデルの位置を基準に合わせていますが、「DL」の大きさも塗装図と若干違うようで、塗装図とは違うイメージになってしまいました。
主翼下面のラウンデルもデカールが大きすぎて塗装図の位置には貼れませんでした。若干動翼にかかってしまいこれも違和感が残ります。
デカール乾燥後、再度光沢クリアーでコートして墨入れ、ウェザリングです。
スミ入れを粗目に拭き取りしただけで、ウェザリングというほどのことは今回行いませんでした。結果的に充分汚くなってしまったので。
光沢クリアーでコートする際に、キャノピーは何度も吹き付けているうちに厚塗りになって最後にマスキングテープが上手く剥がれないことがあったので、一応マスキングしています。
ダークグリーン2の塗装前に、試しに入れたGUNDAMMARKERのスミ入れ、これは完全に失敗でした。光沢クリアーを吹き付けると黒いラインが浮き上がってきて、スミ入れ塗料では隠し切れないほどクッキリハッキリ目立ってしまっています。
ケガキ針でラインの溝の中を削ってみたり、スミ入れ塗料を何色か重ね塗りしたり、最後はダークグリーン2をラインに沿って筆塗りしてごまかしてみました。
せっかくエアブラシでグラデーション塗装を綺麗に仕上げたのに台無しになってしまいました。