1/72 SpecialHobby Supermarine Spitfire Mk.24 “The Last of Best” 完成です。
マーキングは、
Spitfire F.24, VN317 / W2-P, RAF No.80 Squadron., BAFO, Gutersioh airbase, British occupation zone, Germany, 1948-49.
1/72 SpecialHobby Supermarine Spitfire Mk.24 “The Last of Best” 完成です。
マーキングは、
Spitfire F.24, VN317 / W2-P, RAF No.80 Squadron., BAFO, Gutersioh airbase, British occupation zone, Germany, 1948-49.
1/72 SpecialHobby Supermarine Spitfire Mk.24 “The Last of Best”
主脚の組立です。組み立てと言ってもオレオを取り付けるだけなのですが、インストに示されているオレオのパーツ、実際は随分違います。インストでは、オレオは「D17」のパーツ一つを取り付けることになっていますが、パーツはD17とD18二つを組み合わせることになります。
またパーツを飛ばしてしまったかと思ってあちこち探してしまいました。
小さなパーツです。飛ばさないように集中して瞬間接着剤で固定します。
デカールの貼付けです。ラウンデルのデカールに合わせて切りだした丸いマスキングテープを使って位置合わせをします。
Special Hobbyのデカールは貼りやすく多少古くなっても問題なく使えます。デカールだけはハセガワにも見習ってほしいですね。
折れてしまった主翼の機銃、そのまま付けるとイモ付け状態でまた何度も付け直すことになりかねないので、0.4mmの真鍮線で軸打ちします。
主脚、尾輪を取付、プロペラもスピンナーを被せて差し込みできるように。スミ入れを行い、全体をクリアーでコートしてマスキングを外せば完成となります。今回は、大戦後の機体なので、いつもの完全艶消しではなくて少し半艶を混ぜたクリアーでコートします。ウェザリングもほとんど無し、墨入れをふき取った程度で止めておきます。
最後に、翼端灯をクリアーレッドとクリアーブルーで塗り、排気管(開口しなかったので)の排気口を黒く塗って終了。
1/72 SpecialHobby Supermarine Spitfire Mk.24 “The Last of Best”
機体下面の塗装です。タミヤアクリルの XF-83 ミディアムシーグレイ2 を使います。パープルのパネルラインプリシェイドをわずかに残すように薄くパネルの中央から塗っていきます。正しい塗り方は、ミディアムシーグレイにホワイトを混ぜながら何段階かに分けてグラデーションを付けていくようですが、最近は簡略化して一発で塗っています。早い話が手抜きですが。
乾燥後、下面全体をマスキングしておきます。
いつもの過剰マスキング
上面は、XF-81 ダークグリーン2 と XF-82 オーシャングレイ2 で塗り分けます。まずオーシャングレイ2で全面を塗ってしまいます。パネルラインプリシェイドを残すように薄く塗るのは下面と同様です。
やはり、というかいつものように主翼の機銃は折れてしまいました
1/72 SpecialHobby Supermarine Spitfire Mk.24 “The Last of Best”
キャノピーは取り付けてから塗装するつもりなので、内部を塗装しておきます。
エポキシ系接着剤で固定、隙間をUVクリアジェルで埋めて硬化させます。
胴体後部の帯を塗っておきます。タミヤアクリルのXF-21 スカイを使います。
スカイの帯をマスキングして、機体全体にパネルラインプリシェイドにはファレホの 70.960 Violet を使います。
1/72 SpecialHobby Supermarine Spitfire Mk.24 “The Last of Best”
シートベルトを取り付けます。使ったのは「紙創り」の製品、レーザー加工した紙製のベルトです。加工がしやすいので大変便利なのですが、どうもスピットファイア用ではないようで、内側のY字の部分がありません。
製品の説明書には、バックルなどの金具だけシルバーで塗れば良いということが書いてありましたが、ベルト部分もファインモールドのベルトと同様、カーキで塗ってみました。
操縦席を取り付け、胴体を貼り合わせます。
貼り合わせて、尾翼も取り付けます。合わせ目は隙間は無いのですが窪んでいるような、溝が出来ていたためラッカーパテで埋めてから削ることになります。
何とか綺麗に合わせ目が消せたようです。
キャノピーをマスキングする前に摺り合わせをします。いつものように、ピッタリとは合いません。かなり削って擦り合わせをしていかなければなりません。
1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF
全体につや消しクリアーでコートして、キャノピーのマスキングを剥がせば完成です。
マーキングは、
Spitfire Tr.9, 9G-Q, MJ 627, 93 years old Czechoslovak veteran of WWⅡ, gen. Emil Bocek flew in this aircraft, Biggin Hill 2016,.
残念なことに、後部席のキャノピーの内側に塗料のようなものが付着していて、取れません。仕方ないのでこのままとします。
1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF
デカールを貼り終えたので、光沢クリアーで保護、墨入れを行います。上面はタミヤのスミ入れ塗料(ダークブラウン)、下面は同じく(ダークグレー)、その後、エナメルのスモークに若干のオレンジを混ぜて薄めたもので全体をフィルタリング。全体を薄汚れたような煤けたような感じにします。
塗装しておいた主脚と尾輪を取り付けます。排気管とプロペラも取付け、忘れていたウォークウェイをブラックで塗装します。ウォークウェイはブラックが目立つので、できればスミ入れの前に塗装すべきでした。
側面のデカールは、最初に位置決めしたラウンデルの位置が若干後ろだったようで、「Q」の貼り付け位置が後方の「帯」ギリギリとなってしまいました。一応「帯」も「ラウンデル」位置も塗装図の寸法から換算して決めているのですが、その塗装図が結構いい加減なんでしょう。
主脚の取り付け角度は、インストには特に指示は無いのですが、前作で約70°となっていたのでそれに合わせました。といっても角度を測定しているわけでは無いので大体です。
尾輪も塗装図しか参考にするものが無いのでこれも大体の角度です。ピトー管を主翼下面に付けてこれでほぼ完成です。
1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF
2色迷彩の塗り分けには、塗装図をスケールに合わせて拡大コピー、型紙にします。平面図は約3.35倍、側面図は2.3倍と1.12倍、それぞれカラーコピーして切り抜きます。
AZmodelのキットは以前製作したものもそうでしたが、上面と側面のパターンのズレが大きく、貼り付けてからの修正が発生します。塗装図の書き方によるのでしょうが、平面図と側面図をそのまま切り抜いて貼っても合わないのは何とかならないのでしょうか。
型紙が浮き上がる部分には、両面テープを細切にして裏に貼り付けています。いつもの「ひっつき虫」は今回使いませんでした。
タミヤアクリルのXF-81 ダークグリーン2で塗装後、マスキングテープを剥がし、忘れていた主翼前縁の黄色の帯も塗ってしまいます。
はみ出したところなどをタッチアップ、細かい部分を直して、デカールを貼ります。いつもは光沢クリアーで保護してからですが、今回は塗装面が意外にきれいなのでそのまま貼ってみることにしました。
ラウンデルはデカールの大きさに合わせて切りだした丸いマスキングテープで位置合わせをしておきます。最低限これだけはやらないと、細かい位置合わせをしているうちにデカールが切れたりバラバラになったり失敗してしまいます。
下面も同様に、
位置合わせには注意していましたが、デカールそのものにはあまり注意を払っていませんでした。貼り付けようとしたらいきなりバラバラに。これではさすがに使えません。
こんな時のために、ラウンデルだけは各種サイズを取りそろえていたのです。
大きさを合わせて貼り付けて、若干ブルーの色合いが違うようですが、このまま使います。
バラバラになったラウンデル以外は、急遽「Liquid Decal Film」で表面を補強して、無事貼付け終了。
キットのデカールは青ではなく、紫といった感じでしょうか
1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF
パネルラインプリシェイドはファレホの70.960 VIOLET を使います。上面と下面のマスキングしたインベイジョンストライプ以外の部分に同じように入れていきます。
パネルラインプリシェイドはこんな大雑把な塗り方でも大丈夫
下面は他のスピットファイアと同様、タミヤアクリルの XF-83 ミディアムシーグレイ2 をパネルラインを残すように吹いていきます。
乾燥後、下面全体をマスキング
上面は、ダークグリーンとオーシャングレイの2色迷彩、まず全面にタミヤアクリルの XF-82 オーシャングレイ2で塗装します。パネルラインのVIOLETが透けるように薄めに塗るのは同じです。
1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF
下面のインベイジョンストライプを塗装します。まずタミヤアクリルのホワイトでやや広めに塗っておきます。
乾燥後、ストライプのホワイトの帯をマスキングします。下面全体をマスキングする必要は無いのですが、念のため貼っていたら全面になってしまいました。
いつもの過剰マスキングです
タミヤアクリルのフラットブラックで塗装。
マスキングを剥がして確認します。
若干のはみ出しはありますが、意外にいい感じです
インベイジョンストライプ全体をマスキングしておきます。