1/72 Spitfire Tr.9 製作(6)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF

機首下面にエアーインテークを取り付けます

機体の塗装は2色迷彩、塗装図のパターン「A」、下面のみインベイジョンストライプ付きの機体です。ハンブロールの色指定に対して、タミヤアクリルの近似色で塗装します。

ハンブロール№30 Dark Green → XF-81 ダークグリーン2
ハンブロール№106 Ocean Grey → XF-82 オーシャングレイ2
ハンブロール№165 Medium Grey → XF-83 メディアムシーグレイ2

インベイジョンストライプのホワイトを先に塗装するため、サフを吹きます。ファレホの73.615 USN L.Ghost Greyを使います。

インベイジョンストライプは、エアロディテールを見ると幅各18インチ(457mm)なので、スケール換算すると約6.4mm、6mm幅のマスキングテープでピッタリのようです。ホワイトで大体の範囲を適当に塗って、そのホワイトを残す部分にマスキングテープを貼ってみると、足りません。
適当に塗ったために塗らなければならない部分が塗れていません。やり直し。

胴体下部もやはり微妙に塗った範囲が狭くて足りません。やり直し。

よく確かめずに適当にやると余計に時間がかかるという見本のような作業でした。

1/72 Spitfire Tr.9 製作(5)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF

キャノピーをマスキングする前に摺り合わせをしておきます。

全くあっていません!!

機体側をかなり削って、それでも若干の隙間は残っていますが、なんとか収まった感じ。

いつものように、細いマスキングテープで枠に沿って貼付けていきます。

機内色で軽く塗装してから、エポキシ系接着剤でキャノピーを固定します。この後、UVクリアジェルで隙間を埋めておきます。

1/72 Spitfire Tr.9 製作(4)

1/72 AZmodel Supermarine Spitfire Tr.9 RAF

コックピット廻りを組み立て、つや消しクリアーでコートして機体に取り付けます

左右の胴体を貼り合わせ、主翼とも貼り合わせますが、やはり隙間ができるため主翼側を若干削ることになります。

AZmodelのキットではお馴染みの尾翼イモ付け

例によって軸打ちです。0.8mmの真鍮線を前後位置を若干変えながら両サイドに穴あけ、固定します。

やっと「士」の字になりました。水平尾翼を文字通り水平にすると、主翼と若干のねじれが出てしまいますが、なんとか調整して目立たなくしておきます。

合わせ目はやはりパテ埋めが必要でした。窪んでいる箇所があるので、ラッカーパテで埋めてみます。

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(9)完成

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

主翼下面のピトー管を取付、プロペラにもエナメル塗料でフィルタリング、つや消しクリアーでコートして差し込み、完成です。

マーキングは、Aircraft flown by Flight Lieutenant Edward ‘Ted’ Powles, No.81 Squadron, Royal Air Force Kai Tak Hong Kong, January 1951.

シルバーのパネルラインの塗り分けが若干汚いのが気になります

キャノピーの塗り分けは何度やってもこの程度です

主翼と胴体の一部のパネルのシルバーのトーンを変えてみましたがあまり良い感じではありません

機体下面の「汚し」は殆ど無し

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(8)

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

デカールを貼り、光沢クリアーで保護、スミ入れです。タミヤ PANEL ACCENT COLOR スミ入れ塗料(ダークグレイ)を使います

拭き取りはエナメルシンナーで

その他のパーツも塗装して仕上げ、取り付けます

スミ入れの後、全体をタミヤエナメルのX-26 クリアーオレンジを混ぜたX-19 スモークでフィルタリングして、使い込まれた感を出しています。最後にファレホの77.657 Metal Varnishで全体をコート、 乾燥後マスキングを剥がして状態を確認します。

主脚の取付角度は、インストに図示されています。正面から見てやや開き気味だとおもっていましたが、脚柱は垂直なのですね。

プロペラにもデカールを貼ります。戦後の機体なので若干派手気味。

スピンナーの側面にも細かいステンシルを貼ります。

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(7)

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

タイヤを塗装します。

マスキング販売の商品の中から、タイヤホイールの塗装に便利なマスキングテープをご紹介します。

一見するとただの丸いシールに見えるかもしれませんが

タイヤ外周、ゴムの部分を塗装しておきます。

いつものファレホ 71.315 Tire Blackで塗っておきます

外周のタイヤゴムの部分を先に塗ってホイールの部分を後から塗る、あるいはホイールを先に塗ってから外周のゴムを塗る、どちらでもやりやすい方法で良いと思いますが、ここでは、外周のゴム部分を塗っておいて、マスキングしてホイールを塗装する方法とします。

マスキング販売の「タイヤ Type1-3」を使います。ホイールの径が約5mm程度なので、Type1-3-50 を使います。この商品は、マスキングするホイールのサイズが、5mm(4.8~5.2mm)、外周の径が5.3mm、カット数60、という品物です。1シート購入すると60カットあるので、同じホイールサイズの機体であれば相当数使うことができます。

ホイールサイズにカットされているので今回は外周のみ使います

ホイール裏面も同様に

ホイールを残してタイヤ部分をマスキングします。回り込み、吹込みをしないよう過剰なくらいマスキングしておきます。

大きめにマスキングするのは、クリップで挟むためでもあります。

このくらい大きければクリップで挟むのも楽です。

塗装します

マスキングテープを剥がすと(若干のはみ出しがありますが)

タイヤサイズによって何種類かそろえておくと便利だと思います

いかがでしたか、シートはそれぞれ1枚の価格200円程度なので、何種類かそろえておくと便利だと思います。今回使ったType1-3 はホイールのサイズ、4mmから20mmまでそろっているので1/72から1/32まで対応できると思います。

また、Type1-1、Type1-2などもありますので詳細は「マスキング販売」のホームページを参照してください。使用例も写真付きで掲載されています。

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(6)

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

キャノピーを取り付けます

マスキング済

若干の隙間があるので、機体の塗装前に取付ることにします。機内色を塗り、エポキシ系接着剤で取付、隙間をUVジェルクリアで埋めておきます。

機首のマスキングは結局剥がしてやり直しています

トーンの違うパネルはマスキングをして、全体をファレホのMetal color 77.724 Silver で塗装します。

下面はべた塗りです

デカールを貼るために光沢クリアーでコートします。使ったのはMr.Hobby プレミアムトップコート 光沢GLOSS

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(5)

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

機体の塗装を始めます。塗装図のA、全面シルバーの機体にします。

シルバーなので、所謂黒立ち上げ、ブラックサフを全面に、一緒に脚カバーとプロペラも塗っておきます。

主翼のウォークウェイと機首はつや消しブラックなのでマスキングしてブラックを塗っておきます。サフとあまり見た目は変わりません。

つや消しブラックのウォークウェイと機首は、艶消しクリアーで保護してマスキングしておきます。

無塗装の機体の外板の塗り分けのため、適当なパネルを調子の違うメタルカラーで塗り分けます。使ったのは、ファレホのメタルカラー、77.703 Dark Aluminium、77.717 Dull Aluminium、77.712 Steel。

機体全面は、最後に77.724 Silver で塗装する予定なのでトーンの違うメタルカラーの部分は、77.657 Metal Varnish で保護します。

乾燥したらマスキングしておきます

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(4)

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

胴体と主翼の合わせ目にできた微妙な隙間の処理です。

下の写真の主翼と胴体の合わせ目の隙間、ラッカーパテやエポキシ系パテを使うほどの大きな隙間でもなく、でもそのままにしておくと結構目立つ隙間です。

胴体貼り合わせ部の緑色のパテはラッカーパテです

ファレホのパテを使います。水溶性で、硬化してもカチカチにはなりません。タイルの目地材みたいな感じです。

隙間に圧をかけて押し込んでいくような感じでパテを盛ります。

硬化する前に水で濡らした綿棒で大まかに拭き取ります。

はみ出したパテは拭き取ってしまいます。

反対側も同様に、

パネルラインに残ったところは後で爪楊枝か何かで穿り出しておけば問題ありません

隙間がきれいに程よく埋まっています。

水平尾翼にも微妙な隙間があったので使ってみましたが、こちらは言われないと判らないレベルでした。

1/72 SpitfirePR.ⅩⅨ 製作(3)

1/72 AIRFIX Supermarine Spitfire PR.ⅩⅨ RAF

完成した操縦席と計器パネルを組み合わせます。

操縦席を機体に取り付け、貼り合わせるため仮組で具合を見ます。今回墨入れは行いましたが、ドライブラシを忘れていました。貼り合わせた後に気が付いたので既に遅し。

操縦席後方に若干の隙間あり

貼り合わせてみるとやはりピッタリとはいきません。微妙な隙間ですが、写真の赤丸の部分が盛り上がっていて隙間ができていたのでした。削ってOK。

胴体を貼り合わせて固定します。

続けて主翼も貼り合わせてマスキングテープで固定しておきます。